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ご褒美のソーセージ

080222_01 生ハム三昧の旅は、実はソーセージの写真撮影を依頼されたおまけだったのです。
 そのときの主役のソーセージが写真の白いソーセージ。
 気持ちよさそうにお湯に浸かっています。
 普通のソーセージとは食感がまるで異なります。白身のそれはまるでハンペンのように、しっとりと柔らかくしかもジューシーです。何でも生後間もない仔牛の肉が主原料らしく、そのせいで白身に仕上がってるようです。
 その「ヴァイスヴルスト」が今日宅配便で届きました。先日の撮影のご褒美だそうです。
早速いただきました。70度のお湯で20分じっくりと茹でます。勿論生の出来たてのソーセージなのです。
 冷めないように茹で汁に浮かして食卓へ。
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 このソーセージは太い豚の腸に詰められています。豚の腸は厚いので、ナイフで腹に切れ目を入れ、つるんと皮をむいて食べます。
 蜂蜜の入った甘めのマスタードをつけて食べるのが流儀らしく、マスタードも送られてきました。
 Kマイスター直伝(もしかして製作?)のヴァイス・ヴルストは絶品でした。柔らかくジューシーで、肉の旨味と脂身の旨味が溶け合って口の中でハモります。
 小籠包のソーセージ版・・・いやー何本も一気にいけてしまいます。

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 こんな美味しいソーセージは、ここで生まれます。ヨーロッパの街で見るようなハーフティンバーのがっしりした建物。無垢の木を贅沢に使った内装も重厚で、薪ストーブが赤々と燃える素敵な建物です。
 ここで手作りハムとソーセージが作られます。ハムは生ハム。仕込んでから3年寝かせて初めて食卓に出されます。その最初の腿が工房内の熟成室につり下げられています。しばらくはイタリアやスペインの生ハムが供されるそうです。もちろんソーセージはドイツのマイスター直伝の新鮮なものが出されます。
高山と平湯を結ぶ国道沿いにこの工房があります。オープン予定は4月。興味がある方は是非初夏の高山を訪ねて見てください。

工房のYさん、美味しいものをありがとうございました。Kさん(マイスター&工場長)、より美味しいもの作ってくださいね。楽しみにしています。

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