先週末は飛騨の山奥に出かけた。
そこで生ハム三昧の日々を過ごした。
スイスで知り合ったYさんが、手作りハムの工房を立ち上げるという。生ハムやソーセージを仕込む本格的な工房で、出来たての生ソーセージやら、熟成のすすんだ飛騨仕込みの生ハムを食べさせるレストランも兼ねていて、そのメニューの写真撮影を依頼された。
イベリコ豚の生ハム食べ放題!に釣られて、高山郊外までバスに揺られてやってきた。
で、写真のそれがハモンイベリコ デ ペジョータ。ハモンイベリコでも特等クラスの最高級品がどーんと鎮座していた。
コルク樫のドングリがどんな味か知らないが、パルマの生ハムとはまるで違う、ナッツの香りが仄かに漂い、獣臭さがない。嫌らしい言い方をすればお菓子を食べているような感触だ。40ヶ月熟成は伊達じゃない。
同時にパルマ産のプロシュート クルードも食べた。こちらはパルメザンチーズの味がした。
ここでこしらえる生ハムが食べられるようになるには3年かかるらしい。日本の生ハムはどんな味に仕上がるのか楽しみだ。