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手打ちそば

Soba知人が手打ちそばを打ってくれました。
新蕎麦の季節です。夏から約束していた蕎麦打ち大会です。趣味で長いこと蕎麦をこねている知人が、隣町の友人宅で出張実演を敢行、御相伴に預かりました。
北海道産の新そば粉を贅沢に使った本格的なものです。
しかも2パターン。
十割蕎麦と、小麦粉を1割加える外一(ソトイチ)と呼ばれるつなぎを入れたものを御披露してくれました。
捏ね鉢に入れたそば粉に序々に水を加えて、優しくなでるように捏ねてゆくと、やがてボロボロと小さい玉の集合体に変化し、さらにそれを一つの玉にまとめあげ、陶芸家が粘土を捏ねるような手つきで空気抜きをして、ようやく生地が完成。
板の上で手の平や麺棒でのされて一枚の薄い蕎麦生地が出来上がってきました。
さて最後は蕎麦の長さに折りたたまれた蕎麦生地に駒板と言う包丁のガイド当てながら数ミリ幅で正確にカット。
蕎麦きりの完成。
最後は茹で上げ、沸騰したお湯に入れ、浮き上がったら10秒ほどでさっと上げ、流水にくぐらせ締め上げて、もり蕎麦一丁上がりーっ。
薬味にわが菜園謹製の辛みダイコン。ワサビよりもこの辛みダイコンの方が新蕎麦の香りも殺さないと大好評でした。
肝心のお味は?
思ったよりも腰があり、歯ごたえ十分。喉で食べると言うよりもしっかりかみ締めて食べると、蕎麦の持つ甘みも十分感じられます。製麺所で大量生産された蕎麦では絶対に味わうことの出来ない逸品でした。

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