収穫した胡桃を割ってみました。教えて頂いた様にトースターで温めます。パンを焼く様に胡桃を並べてスイッチオン。
しばらくすると固く閉じた胡桃の殻に隙間が出来て来ました。加熱を続けると、ジクジクとオイルが染出て来ます。油が染出てこないタイミングで加熱をストップしました。
この状態で金槌などで割っても良いのですが、我が家には秘密兵器があるのでそれを使います。新潟三条の刃物屋さんの手になる胡桃割りです。半球状の受けに胡桃を置き、ちょっと開いた割れ目に刃を入れて、グイッと握れば殻が割れると言う仕掛けです。
力の入れ具合では実まで真っ二つになるので、微妙な力加減で殻だけを割ります。上手に割ると胡桃がホールの状態で取り出す事ができます。失敗すると半分に割れた殻から実をほじくり出すことになり、実がバラバラになったりして厄介です。
乾いた胡桃を保存して、使う度にこんな調子で実を取り出し、さらに香ばしく煎って使います。うまく利用できる事が判明したので、しっかり確保して一冬分の栄養源とすることにしましょう。畑の自給率が下がったこの季節、ちょっとだけ自給率アップに貢献する食材を見つける事ができました。