浅間の麓、信濃追分のNさんの山荘にお邪魔しました。何度も小淵沢にはお越しいただいているのですが、こちらからお邪魔するのは初めてです。ひたすら八ヶ岳の東面を横切り、佐久を抜けて軽井沢を目指します。18号線が軽井沢に入って間もなく、Nさんの山荘のある別荘地がありました。
落葉樹の林の中の小道を抜けて、大きなお屋敷も点在する閑静な別荘地です。ケヤキやナラの大木が生い茂る林の中、ぽっかりと丸い青空がのぞく空間がNさん邸です。
Nさんとは元々山の仲間ですが、最近はもっぱら園芸愛好家としてのつながりが深くなりました。高山植物などに造詣の深いNさんですから、庭の植物にもこだわりがあり、ナチュラルなガーデン作りを目指されているようです。
我が家の様にカンカン照りの暑苦しい庭とは異なり、しっとりと緑豊かなお庭になっています。居間やダイニングの窓には目一杯グリーンのスクリーンが展開します。そのグリーンのカーテンの中に、季節の花々が散りばめられています。癒されます。
お庭はまだまだ未完成と言う事で、広い敷地にはこれからもっともっとたくさんの植物が入れられて行く計画のご様子です。軽井沢も早い秋と冬の気配が忍び寄っています。お庭仕事はもうおしまい。来年どんな姿を見せてくれるか、期待と不安の入り交じった冬を迎える事になります。
久しぶりの軽井沢。賑やかな旧軽井沢には向かわずに、地元で人気のスーパーで買い物をしてまだ明るいうちに小淵沢に戻りました。さあ、我が家の庭も冬に向かって準備開始しなければ。