7月23日(火)晴れ
ここコーニェはイタリアでも有数な山岳保養地らしく、とても賑やかです。
宿のあるヴァルノンティは上高地?グランパラディーゾの雪を抱いたカール状の谷の底に木の橋が架かります。
車でここまで来れるので、上高地とは随分環境は異なりますが。
ここへ着いたらどっと疲れが出たので、今日は観光と決め込みました。
まずは循環バスに乗ります。
この周辺の観光地コーニェ・ヴァルノンティ・リラッツ・ジミランの集落をぐるぐる回る循環バス。
無料でとても便利に使わせてもらいました。
コーニェに出て一度降りる積もりでしたが、そのまま乗り続け、リラッツ村に行くことにしました。
リラッツにある滝の見物に向かいます。
多分この滝狙いなのかコーニェの町で大勢乗り込んできました。
幼稚園児らしい子供達が大勢。賑やかです。
リラッツも静かな村でした。
村はずれから整備された遊歩道に沿って谷を少し登ったところに滝がありました。
熱波で雪融けが進み轟々と大量の水が流れ落ちる雄大な滝でした。
時間帯が悪く光線状態を待ってまで粘るつもりはないので、早々に滝をあとにしました。
リラッツのバス停から再び無料の循環バスに乗りこみます。
このバスは一度コーニェの町に戻り、ここで乗客がだいぶ入れ替わります。
そのままバスに乗り続けて、今日のメインの訪問先ジミラン村に着きました。
この村は1800mほどの標高。コーニェのある谷底から一気に200mほど高いところにあります。
谷を挟んで南にドーンとグランパラディーゾが屹立します。
その環境の中にかわいい家並みと良く手入れされた庭が点在する美しい村がありました。
今回の旅で最初に訪れたサンタマッダレーナも美しい村でした。
そして旅の締めくくりも美しい村。旅の疲れを癒すのにも最適のシチュエーションです。
一軒の見晴らしの良いホテルでランチ。
パスタだけの簡単な昼食でしたが、グランパラディーゾのパノラマを調味料に美味しく頂きました。
ランチのあと再びバスへ。
そのまま乗り続けてホテルに帰ってきました。
これからシエスタ。夕方街へ買い出しに出かけます。
呑気にシエスタとか言ってますが、ここへ来てキナ臭い情報。
一つはローマとミラノを結ぶ鉄道にトラブルがあったようです。訳の分からないTVニュースを見てなんとか事態を判断。
フィレンツェ付近で信号線か何かを壊され大混乱見たいです。
テロでしょうか?困ったものですが、今のところトリノからミラノの路線は大丈夫そうです。でも正確なことは不明です。
もうひとつはイタリアお得意のスト。明日は公共交通機関のストがあるのです。そういえば今日乗ったバスに変な貼り紙がありました。
26日はアリタリアで24時間スト。
私たちは28日のフライトなのでセーフ!
影響残るのか心配です。
なんともイタリア的、郷にいれば郷に従うしかないですね。
さて明日はどこに行こうかな・・・。