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北イタリアとTMBの旅(10) さあTMBへ出陣です

7月9日(火)晴れ
今日は移動日です。
いよいよTMBが始まります。
まずはシャモニーへ出て、列車とバスでレ・コンタミヌまで移動します。

昨日の予定ではモンブランを横目で眺めながら空中を横断するつもりでした。
天候はまずまずですが、モンブランの山頂付近には雲がかかっています。
これから雲が切れてくるのか微妙です。モンブランややエギューイドミディはガスの中みたいです。
高い運賃払って何も見ないのではかないません。
バスでモンブラントンネルを抜けることにしました。

シャモニーへのバスの停留所はSkyway駅の駐車場にあります。日本でバスのチケットは抑えていたので簡単に乗車することができました。
モンブランの真下を一直線に抜けるトンネル。あっという間にシャモニーへ。



シャモニーのバスターミナルから歩いてSNCFのシャモニー・モンブラン駅へ。
レ・コンタミヌへの連絡駅Saint-Gervais le Fayetまでローカル線に乗車。
この線はスイスのマルティニーへ続く山岳鉄道の一つです。スイスの山岳鉄道のようなデザインの車両が懐かしい。



Saint-Gervais le Fayet駅でバスに乗り換えます。
レ・コンタミヌへ行くバスの時間まで駅前のカフェで昼食をとることに。
簡単にサンドイッチを注文。
今までいたイタリアならパニーノですが、さすがフランス。バケットにジャンボン(ハム)、ドリンクはペリエでした。

クールマイヨール からバス、電車、バスと乗り継いで、TMBルートのアプローチの一つ、レ コンタミヌに辿り着きました。
ついたのは町の中心地。マーケットが開かれていたようでしたが店じまいの時間です。美味しそうなチーズやハムが売られてたようです。

15分ほど歩いて今日の宿泊所シャレー・コンタミヌ到着。
今日の宿はフランス アルパインクラブが運営するシャレー です。
シャレーと言うと聞こえは良いですが、山小屋ですね。

部屋はドミトリーで2段ベットの相部屋。まあ明日からの山小屋縦走の練習?と思えば良いのです。
明日から4日ほど山に入り、すべて山小屋泊まりとなります。

シャレー コンタミヌは町にあるので本当の山小屋とは言えないかもしれないです。
でも食事のスタイルは山小屋風・・・いや山小屋の食事そのものでした。
大皿で料理が出ます。

スープと肉料理、そしてデザート。
でも日本の山小屋とは段違い!
美味しいです。ボリュームもそこそこ。
フランスなのでパンもチーズも美味しい!
これから泊まる山小屋もずっとこの調子でいて欲しいと願ってます。

地元産のチーズ。小屋の主人が塊を仕入れカットしてました。野牛系(バッファロ)のチーズと言ってたような・・・癖になる味でした。

冷たいビールもあるようです。でもなんで日本語?

さて明日からいよいよトレッキング開始です。
夕方この辺りは俄雨が降りました。
明日は晴れてください!

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