三寒四温を絵に描いたような季節展開になってます。
一昨日は春の陽気、一転して昨日は霙まじりの冷たい雨。
そして夜中に寒気が入って、朝窓を開けたら薄っすらと降り積もった雪で庭は真っ白でした。
冬の室内仕事の遊び工作は、年明けに完成したトランジスタアンプのマイナーチェンジバージョンのおかげで、もう一枚やっかないな基板を仕上げました。
続けて面倒な基板制作したので、すっかり作業にも慣れてきました。
下請けアルバイトしても良いかなあってほど腕が上がった・・・と自画自賛。
ついでにしばらく使っていなかったEL34PP差動アンプの調整も。
利得不足のせいか、今ひとつ冴えないなりでしたが、プリアンプを通して入力レベルを上げてみました。
結果良好、パワーがアップした影響か低域がしっかり出てきました。
ミニワッターにはない力加減でしょうか。
しばらくこれも真面目に使ってあげることにしました。
さて本題です。
春の工作、それはスピーカーです。
かねてから一本くらい自作してみようかと考えていたのですが、Iさんのようにタンノイコピーと言うほどの腕はなく、置き場にも困るので、10cm前後のフルレンジを物色してました。
まあ素直に考えればFostexの8cmから10cmでしょうが、だいたいこのサイズだとバックロードホーンの作例が多く、コンパクトなバスレフでは低域に甘さが残りそうです。
デザイン的にもバックロードホーンは好きじゃなく、音も好みではないような気がします。
あまり大きくなく、それなりのユニットを探していたら、面白そうなものを発見しました。
MrakaudioのAlpair10 MAOPという13cmのフルレンジユニットです。
スピーカーの自作はビギナーでMrakaudioは寡聞にして初耳でしたが、英国の某スピーカーメーカーのエンジニアが独立して起こしたメーカーで、本拠地は香港のようです。
小口径のフルレンジがメインで、メタルコーンが特色なのですが、このMAOPと言うシリーズはメタル表面を特殊加工した限定版です。
ちょっとした賭けですが、限定に惹かれて・・・。
13cmと小柄ですがFoは38.4Hzと低域が伸びてます。
コイルのストロークが大きく、ハイコンプライアンス構造がその特性に寄与してるようです。
さて細かなことはさておき、箱を作らなければなりません。
バックロードホーンは好きじゃないのでごく一般的なバスレフにします。
メーカー推奨の箱の図面はHPからダウンロードできます。
でもあまりプロポーションが気に入りません。
幅広で奥行きのない壁掛けの校内放送のSPみたいです。
もう少し締りのある形を・・・と物色していたら好みの箱が見つかりました。
形とサイズが決まったので、具体的な工程に入りました。
材料はフィンランドバーチ合板の18ミリメートル。
カットはネット注文ができる横浜の材木屋さんにお願いしました。
カット図面です。
バッフルのユニット穴のザグリやバスレフポートの加工もお願いしてます。
人気のお店らしく4週間後の加工です。
届くのは4月上旬ですね。
それまでボチボチ事前準備です。
まずはクランプを作ってみました。
これもネットで発見した便利品。
合板と長いボルトで作るクランプです。
箱をがっちり接着させるために不可欠のクランプですが、定番のハタガネは意外と使いづらいようです。
両側からがっちりくわえることができる構造なのがグーです。
しかも材料費はお安く上がります。
同じような機能のハタガネやクランプを本数揃えたら、結構な出費になります。
着々と準備を重ねながら、板の到着を待っているところです。
セピア色の庭ですが、春を待ちかねた花が咲き出してます。
クロッカスが満開です。
庭仕事もそろそろ始動です。
忙しくなります。
こんばんは!
Casa milleのお庭がとても素敵です。
手作りで作られたお庭を拝見させて頂きたいのですが、可能でしょうか?
私ども3月28日に北杜市の土地を見学に参ります。
その際、拝見させていただけたらと・・
勝手なお願いで申し訳ありません。
もしご無理なら、日をあらためます。
どうぞよろしくお願いいたします。
スピーカーの自作は楽しいですね。私も昨年自作しました。と言ってもスーパーツイーターを作って常用しているオンキョーのミニスピーカー(2ウエイ10cm)に追加しただけですが...。
それにしてもフルレンジ1発というのも魅力的ですね。
久しぶりの自作です。まあなんちゃってしか作ってませんので、本格派は初の試みです。
フルレンジで低域も伸びそうですから期待しちゃいます。
板の発注は済んでるので、パーツをあれこれ考えているところです。
来週東京へ出る予定があるので、久しぶりに秋葉に寄ってみます。