4月も中旬です。
でもまだまだ山は早春、数日前には時ならぬ大雪が降って大慌て。
しかし次の日には跡形もなく消え去り、やっぱり春だなあって感じてます。
桜前線も近づいてきて、甲府盆地や韮崎あたりは満開です。
上の写真は定番の「わに塚の桜」です。
今年はいつもの年より1週間ほど開花が遅れているようです。
ただ色合いは近年で一番濃いそうです。
今週初めが満開。ちょうどそのタイミングで訪ねてきました。
相変わらず観光客とその倍くらいのカメラマンで大賑わい。
八ヶ岳を背景に聳える姿はやはり秀逸です。
というわけで今週は花見週間。
昨日は塩山・勝沼方面の花見に出かけました。
まずは勝沼ぶどう郷の甚六桜。
昔中央線がまだスイッチバック線を使っていた頃、この勝沼のホームはスイッチバックの終端型のホームでした。
スイッチバックが廃線になり、使われなくなったプラットホームに沿って数百本のソメイヨシノが植えられ、今や桜の名所に。
まずはここの桜の下で花見弁当大会。
仲間で持ち寄ったお弁当とお惣菜で豪華なお花見。残念ながら全員下戸でお酒抜きでした・・・。
電車で一駅戻り、塩山で下車。
向かうは周林寺。タクシー使いました。・・・軟弱・・・
このお寺の桜は樹齢120年のイトザクラ。
別名雪洞桜(ボンボリサクラ)。
その姿が綺麗な半円ドームをなしていることから名付けられているようです。
まだ若いせいかつっかい棒のお世話にもならず、頭頂部まで元気な枝が覆ってます。
(羨ましい・・・)
ここは是非訪ねてみたいスポットとしておすすめです。
さてここから本命のしだれ桜に向かいます。
桃畑の小道を5分ちょっと歩いて着いたのは「慈雲寺」
ここの江戸緋寒桜は樹齢400年とご高齢、だけに風格がありました。
ただ残念ながらお歳は隠せず、綺麗なドームは過去の夢、あちこち支えられてのご登場です。
しかし風格はさすがです。
滝のように流れる枝、艶やかで上品な色合いの花びらがこぼれ落ちてました。
行きはタクシー帰りは歩き。
結構な勾配の坂道を下るので楽チンです。
まだ満開とは言えないものの桃畑も春の日差しを浴びて眩しいピンクの光を撒き散らしてました。
さああと少しでこの辺りにも桜がやってきます。
庭の山桜がGWに開いた頃に、初夏の息吹もやってきます。
いよいよ高原の季節です。