干柿の仕込みは順調です。
いつも採らせて頂く知人宅でも収穫が出来ました。
今年の10月は晴天に恵まれてはいたのですが気温が高目に推移してました。
そのせいか柿の色づきが遅れてました。
何回か霜が来て、葉が落ちて、色合いが濃くなって甘みが増します。
甘みと言っても渋柿ですからそのままでは感じ取ることは出来ません。
干し上がると甘みだけが残ります。
そこで甘い渋柿の本領を発揮できます。
せっせと皮を剥いて軒先に吊るします。
T字型に軸を整えて、ヘタの部分を丸く切りそろえます。
皮を丁寧に剥きます。
ちょっとでも剥き残しがあると干し上がった時に食感を悪くします。
軒先の雨がかかり難いところに架けてひたすら乾燥をまちます。
風が吹き抜け、適当に日光を浴びることで、乾燥と熟成が促進されます。
今月末くらいには良い状態に仕上がるでしょうか。
11月の天候が気になります。
晴天で、乾燥して、北風が吹いて・・・理想の天気が続くことを期待します。
ある年は雨の多い11月で、だいぶ黴を出してしまったことがあります。
表面が乾くまでは心配です。
さて、晩秋の仕込みが終りました。
次は庭木の剪定が待ってます。