2015年も11月に突入。
今年も残すところ2ヶ月。
早いですね。
秋も深まって、晩秋恒例の作業が始りました。
「干柿作り」
まずは材料の確保です。
葉が落ちてちょうど良い頃合いの色づきになった実が取り頃です。
霜が降りはじめたこの時期、もう少し、もう少しと様子を伺いすぎると、大霜がやってきて、実が霜げて剥きづらくなってしまうのです。
あまり粘らずにエイヤッと採れる時にとるほうが無難です。
天気の良い週末に近所の家の柿を採らせて頂きました。
八ケ岳と南アルプスに囲まれた日当りの良い緩斜面に大きな柿の木が数本。
そのうちの2本を3家族分で分けました。
午前中は男衆が柿をもぎ、午後は女衆が柄の部分をT字に切って下ごしらえです。
少し小粒ですがコンテナに約3箱分。
まだ仕込みの量の1/3ほどでしょうか。
これから1週間ほどの間にもう2軒ほど頂きに行くことになりそうです。
この時期はご近所さんも柿の手配に大忙し。
知り合いの方からも原料を分けてもらいました。
干柿用の柿のおまけに珍しいものを頂きました。
黒柿、または大黒柿と言うそうです。
実は捧げ物として重宝されているようですが、その樹が銘木として利用されます。
独特な黒い木目に希少価値があるそうです。
さて待っているのは柿剥き。
この作業を乗り越えないと干柿は生まれません。