小淵沢の秋もいよいよです。
まだ紅葉は一部ですが朝晩の冷え込みが強くなって来ています。
もうストーブを焚きはじめた家もあるようです。
さて最近ちょっとした買い物をしました。
デジタル一眼レフD700用のマルチパワーバッテリーパックです。
D700はとっくの昔に廃番になりました。
私のカメラも購入してから約５年経過、そろそろ草臥れて来てる・・・と言いたいところですが、至って健在です。
高画素化の波著しい中にあって、もはやスペックでは見劣りする1210万画素。
でも・・・FXセンサーでこの画素数の利点もあります。
安定した画質やファイルサイズの軽さ、負け惜しみではないですが最新鋭機にひけはとってないと思ってます。
まあD700の実力はさておいといて、これからも使い続けてゆく上で幾つか問題も抱えています。
もっとも大きな心配はバッテリーです。
リチウムイオン電池の安全規格が強化された時にD700のバッテリーが規制対象になったのです。
あおりを食ってD700は生産終了。対応バッテリーも国内から姿を消す・・・と大騒ぎになりました。
その時に脚光を浴びたのがこのマルチバッテリーパックでした。
単3電池が使えるからです。
他にも利点はあるのですが、最大のメリットであることは確かです。
調べて見るとバッテリーの純正品は今でも流通しているようですが、やはり単３が使えるのは強みです。
旅の途中で充電設備が無くてもコンビニがあれば問題を解決してくれます。
D700に装着した姿です。
先輩の一桁機D3、D4のフォルムになりました。
外付けの分だけ背が高くかなりの大きさです。
単３を詰め込むと相当な重量に。
重くなった分だけ安定性が増し手持ちでのぶれに強くなる・・・と期待も。
縦位置での撮影は格段に操作性がよくなります。
単３を詰め込むと連写速度が向上します。
ノーマル・・・パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
MB-D10・・・パシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
こんな感じ。
私の場合使うシチュエーションが見つかりませんので宝の持ち腐れかも。
しばらく前にD2Hを使っていた時期があるので、大きさと重さには驚かないつもりですが、さすがにこの組み合わせは尋常ではありません。
筋力も衰えて来た初老のカメラマン、ダンベルならぬ黒い塊をぶら下げてトレーニングに励みたいと思います。