所属している入笠ボランティア協会秋の恒例イベント「キノコ鑑定会」に参加して来ました。
9月に入って初めての入笠です。
山は初秋の装いで、白樺も黄色みを帯び、湿原は一面のエゾリンドウでおおわれていました。
いつもは湿原を守る作業が主体のボランティアですが、今日は秋の味覚をたっぷ堪能するお楽しみ会です。
朝の山彦荘に集まったボランティア会員は約50名。
開会の挨拶のあと2班に分かれて山に入って行きました。
すぐに見つかるのはハナイグチ。地元でジコボウと呼ばれ、クセがなくおいしいキノコです。
我が家の周りにも沢山生える甲信地方の定番キノコ。
今日の収穫でもダントツでした。
こんなキノコもありました。
ハナビラダケ。
白いキクラゲの塊みたいです。大きい物だと30cm近い株になります。
妻が仕留めた?本日のハイライト・・・サマツです。
松茸に似ているとか似てないとか、まあ我が家的には初物ゲットで良しとしましょう。
皆さん籠いっぱいの収穫を抱えて帰着。
中には毒キノコもあるので早速鑑定会が開かれます。
一本一本キノコに詳しい山彦荘のご主人が選り分けて行きます。
テーブルの上には鑑定して選別したキノコに名前の札が付けられてます。
似たような姿でも食べられない物と食べられるものがあります。
まあ、珍しくて貴重な物と出会っても、手を出さない方が無難かもしれないです。
収穫したキノコは汁で頂きます。
会長が調達した鹿肉の焼き肉も用意されました。
野菜たっぷりのつけ汁に仕込んだ鹿肉は、臭いも無く柔からでジューシーです。
栗とサツマイモの炊き込み御飯。
薪のかまどで炊き上げました。
火の番は私。
ハジメチョロチョロナカパッパ・・・
基本通りに炊き上げて、しっかりお焦げもつきました。
もちろんすべて美味しくて、お腹いっぱいご馳走になったことは言うまでもありません。
今年の入笠湿原はエゾリンドウが際立ってました。
これから秋本番を迎える入笠山。
白樺や落葉松の弾けるような黄葉が目に浮かんできます。