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秋が終わる

11月も下旬に突入、天気も安定してきて、気温も低いところで落ち着いてきて、いよいよ冬がやってきます。
月初めに干した柿もだいぶ小さくなって色も濃くなりました。
これからの作業は干し柿を美味しくするための一手間。
熟成が進んで果肉が柔らかくなって来たところで、全体を揉み解します。
相手はデリケートな果実ですから力の入れ具合が難しい。力を入れ過ぎてしまうと表面が破れて果肉が飛び出てしまいます。
親指と人差し指にはさんで、そっとモミモミします。
まだ中心部が固いようです。熟成が進むと果肉全体が粘度の高いゼリー状になります。揉む事でその進み具合が判断出来ます。
揉みながら形を整え、あの見覚えのある干柿のスタイルに仕上げて行くのです。
明け方の冷え込みも柿がおいしく干上がるために一役かってそうです。
完成までもう一息。楽しみです。

niwa141121

庭の植木の葉もだいぶ落ちて、随分と見通しが良くなりました。
本格的な冬に入る前に、少しだけ剪定してあげなくては・・・。去年は後回しにしているうちに年が開け、そしてあの大雪で春先の作業も大幅に遅れました。
寒さへの対策も始めなければなりません。
さて確保しておいた藁でも刻んで、防寒マルチでも作りましょう。

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