干柿の季節到来です

田舎の晩秋の風物詩・・・と言えば、干柿つくりの風景です。
今年もその季節がやって来ました。
夏の天候不順が災いしたのか、今年は柿の成りが悪いと言う噂も聞きました。
確かにそのようで、原料と成る渋柿の調達に苦労しています。
でもボチボチですが、知り合いのご好意で、自家用分はなんとか確保出来そうです。

今日は少しだけ柿もぎをして来ました。
八ヶ岳から富士山、南アルプスと360度のパノラマの中、すくすく育ってプリプリの甲州丸。
伝統的な干柿の品種です。
百匁柿ほどのインパクトはありませんが、これが干し上がると美味いんです。
小粒なのでちょいと摘んで食べるのに手頃なサイズ。
適度な固さで干し上げるのに経験がいりますが、去年あたりからコツを掴んできて、程よい仕上がりが得られる様になりました。
冷凍庫で保存すると、しばらくして綺麗な粉が吹いて甘みも増して来ます。
高原の田舎暮らし、貧しくも贅沢な自然からのお恵みです。