先週本焼きをしました。
深夜まで火加減と格闘、予定の温度カーブに乗せて、焼き上げた窯を、今日開けました。
今回は酸化焼成。
素直な色合いが出るので、食器に向くと言われてます。
出て来た作品がこれです。
思い通りの焼き上がり・・・と言われても素直にウンとは頷けません。
ある物は変形し、ある物は色味が予想とかけ離れています。
それでも回を重ねる度に、少しはましな物が焼き上がって来ます。
結果オーライ、自家用食器としては立派なもんだと自己満足しています。
これは飯茶碗として作ったもの。
夫婦風に大きさに変化を付けてます。
ついでに釉薬も変えたので、ちょっと夫婦茶碗とは言えない仕上がりに。
次回同じ仕上げの茶碗を作る事になりそうです。
いつもプレーンな椀や小鉢ばかりではワンパターンなので、少しデザインを入れてみました。
側面に大きく削りを入れ変化を出しています。
釉薬も薄掛けにしたのでエッジが強調されました。
予想の色合いはもう少し白っぽい仕上がりだったのですが、微妙な景色が浮き出て来て、ちょっと渋目の味に仕上がりました。
陶芸を始めて一年以上が経ちました。
毎回同じ様な形を作り続けたお陰で、小鉢の成形は大分手慣れて来ました。
そろそろパターンを変えて大物にでも挑戦しますか。
うどん用のどんぶりくらいから始めようかな。
魯山人まであと いっ~~~歩 !!!
あくまで老山人です・・・。
「老山人」っていいですね・・、「銘」になさっては???