X20を日常使いする上で、幾つか用意しなければならないオプションがあります。
最低限必要なのがレンズを守る保護フィルター。
大きな前玉がむき出しなので是非用意すべきでしょう。
フィルターを付けるために幾つかの選択肢があります。
1つ目はレンズに直接つける方法。
ところがここに落とし穴が。ヘソまぐれFUJINONレンズのフィルター径は40.3mmという変則的な内径。
流通している汎用品は40or40.5。なんで中間?
でもご安心、hakubaの40mmが装着可能と言う事で入手しました。
いざ実際に運用、と言う場面で少々問題が。
付属のレンズキャップをいちいち外さないと電源が入らないのです。
キャップをはめたまま電源オンでレンズを捻ると、すーっと鏡筒が伸びて、キャップが外れてしまいます。
まあその都度外せば良いのですが、設定を変えたりする場合にはバックの液晶だけ見られれば良いので、いちいちレンズを外すのが面倒です。
そこでフィルターの付け方を変えてみました。
カメラと同時に買っておいた40.3mm→52mmの変換アダプターの活用です。
手持ちの52mmフィルターが活用出来るし、レンズキャップも使えます。
NikonとCOSINAの手持ちがあったのですが、まさかニコンじゃあ、と言う事でコシナにしました。この方が流れとしては無難?
純正品にはちゃんとキャップ付きのアダプターがあるのですが馬鹿高いので敬遠、サードパーティー製を利用する事にしました。
これでキャップを付けたまま電源が入ります。もちろん撮影は出来ませんが・・・
今日もお使いを兼ねて散歩兼試し撮り。
D700では使う事の無かった特殊フィルターを幾つか試す事になりました。
ちょっと気になったパートカラーを試して見ました。
最近TVCMで目にする効果ですね。使いすぎると飽きますが、どこかで使えそうな効果です。
曖昧な色選択ではなく、意外ときっちり選択してくれてます。
そしてダイナミックトーンも気をひきました。
なにやら別世界に潜り込んだような怪しい雰囲気の写真に仕上がります。
こちらがまともな露出の絵です。
シチュエーションによってはとても効果的な絵作りが出来そうです。
お次はぼかしコントロール。
センサーサイズの小さいコンデジは奇麗なボケ味は苦手です。
異なるピントの画像を連続撮影して一枚に合成、強いボケ味の写真に生まれ変わらせる機能です。
正統派の一眼遣いからすれば掟破りの裏技ですが、仕上がりを見ると納得してしまいます。
最近の技術的進歩のお陰で、カメラ内でのデジタル処理で随分高度な技が駆使出来る様になりました。
トイカメラ風の絵作りや、ミニチュア風の風景などなど、ワンタッチのカメラ操作で面白い写真が誰でも撮る事ができます。
真面目に重い一眼レフをぶら下げていた時には考えもしなかった事ですが、別次元のコンデジならば抵抗なくこれらの機能を使う事が出来ます。
それって結局カメラに操られているってことですかね・・・
2013年もいよいよ過ぎて行きます。
来るべき新年が良き年であります様に。