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晩秋の奥飛騨へ


 奥飛騨へしばらくぶりに出かけました。目的は存続の危機にある高山丹生川のLuft Hidaのバックアップで、Hさんご夫婦を伴ってのランチパーティーです。まあただ往復したのでは芸がないので、ちょっと足を伸ばして、世界遺産「白川郷の合掌造り集落」を訪ねることにします。
 火曜日の朝、前日の時雨も上がって小淵沢は上天気。でも山は少し様子が変わってました。南アルプスも八ヶ岳も初冠雪、きれいに雪化粧してます。昨夜見た天気予報で、飛騨地方は雨。えっ何で?。冬型、寒気の南下・・・、もう冬型の天気で、こっちは上天気でも、日本海側は時雨模様と言うことですね。この辺りの山も雪なのですから、飛騨は推して知るべし、と覚悟して出発しました。
 松本からの158号線はこれからが紅葉の盛りです。高度を上げるごとに深まる紅葉、見上げる高嶺は真っ白、雪に覆われてました。安房トンネルを抜けると別世界が広がり一同大歓声!!その景色が冒頭の写真です。紅葉と白銀のコントラストが鮮やかでした。

 雪の平湯を後に、高山を素通りして白川郷へ向かいました。大昔、五箇山で泊まって、この村を素通りして高山に抜けたことがありましたが、じっくり見物するのは初めてです。
 世界遺産の歴史的建造物の合掌造り住宅。風格のある建物が山間の狭い平地に集落を形成しています。

 その集落を一回り、丘の上の城跡の展望台まで歩いてみます。
 
 昔五箇山に行った時に見て泊まった合掌造りは、もっと背丈があったように記憶してます。思ったよりも棟が低く感じます。屋根の勾配もきつかったような・・・。
 合掌造りの集落には最近立てられた建物がたくさん混在しています。旅番組で見る白川郷の印象とだいぶかけ離れているような・・・。
 メインストリートの合掌造りはほとんどがお土産屋さんです。どのお店も同じ物を売っています。集落を一回りしていたら、ルートセールスの土産物卸のワゴン車も、同じルートで商品を納品していました。
 昔感動した合掌造りの集落はどこに・・・そんな気持ちで白川郷を後にしました。
 高山に戻りルフトヒダへ。さあ今日の目的のメインのランチパーティーです。実は今日、H婦人のバースデーなのです。本人には内緒でバースデーケーキを用意してもらっています。
 ランチの冒頭、いきなりケーキの登場です。不意のサプライズにH婦人も大喜び、楽しいバースデーランチパーティーになりました。
 もちろんランチの中身は特製本格ドイツソーセージと生ハム。飛騨牛ステーキも混じって、はち切れんばかりお肉を詰め込んだのです。お陰で肝心のケーキはテイクアウトして自宅での賞味と相成りました。
 白川郷では少々空振りに終わった小旅行でしたが、ルフトヒダで挽回の満塁ホームラン、思わぬ雪景色のオマケまでついた一日でした。

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