カーボロネロなるイタリアはトスカーナ地方の野菜を栽培しています。日本名は黒キャベツと言いますが、非結球タイプなのでキャベツというイメージはありません。暗緑色のチリチリした葉っぱをかきながら収獲して利用します。
このカーボロネロは日本で流通も少なく高級食材とされているようです。たしかにスーパーに並んでいる姿を見たことはありません。
Casa Milleのカーボロネですが、葉もだいぶ生長してきたので食べて見ることにしました。どんな使い方が良いのかまるっきり見当がつかないので、無難にスープにしました。
いわゆるミネストローネですが、ボリュームアップも狙って豆も入れることにします。豆は在庫があったトラ豆を使いました。前日豆を煮ることからスタートです。
日曜日の午後、コトコト煮込みを開始しました。
オリーブオイルにニンニクを入れて香りを移し、タマネギ、ジャガイモ、人参、セロリ、キャベツなどなどスープに合いそうな野菜をエイヤッと投入、白ワインをドバッといれてアルコールを飛ばし、水をたっぷり入れ、Casa Mille産の水煮トマトとセミドライトマトも入れて煮込み開始です。
肝心のカーボロネロは3〜4cm幅に刻んで入れます。ダシ用に生ハムの切れ端も入れました。もちろん前日仕込んだ豆も入れます。豆は塩味とハーブを利かせて煮込んでいるので、塩を足さずに味がつきます。生ハムからも塩分が出るはずです。
鍋の右に見える黒っぽい固まりがカーボロネロです。
煮込むこと約3時間。ほっかほかのスープが出来上がりました。
仕上げにパルメザンをすり下ろして「カーボロネロ入りミネストローネ」の完成です。
昨日作ったパンと一緒に頂きました。カーボロネロは長時間煮込んだにも関わらず、しっかりとした歯触りを残し、味もしっかり濃厚です。何でもありごった煮スープの中で、この葉っぱがどれだけの役割を果たしたのかは???ですが、とりあえずは美味しいスープが出来ました。
カーボロネロの真の実力を見るために、次回はその持ち味をストレートに味わえるレシピを試そうと思います。
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この夏、フィレンツェでも有名な”ビステッカ”が美味しいリストランテで頼んだミネストローネが、まさにこれでした!!
日本で良く見るパスタの切れ端の浮かんだ真っ赤っかのではなく、この大きく濃い色の葉っぱがど〜ん!!と入っていました。美味しかったですよ〜
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motchieさん
今日は出かけていたのでRESが遅くなってすみませんでした。
いやー本物の足下にも及ばない、なんちゃってなので恥ずかしいです。
でも今年はいろいろイタリア野菜に挑戦してます。もちろんその調理も研究しますよ。gentullioさんともお誘い合わせの上是非お越しください。