恒例になったHさんご夫妻の西湖根場の里の展示会に行ってきました。と言ってもまたまた寄生虫、行きと帰りはHさんの車に便乗、オマケのM子さんも誘って、賑やかな富士観光ツアーになりました。
ぐずぐずしていたお天気も日曜から好転、月曜日は雲一つないドピーカンで明けました。西湖からの富士山は相変わらず均整の取れた姿で、ドドーンと聳えてました。雪が降る直前で、赤茶けた火山岩の山肌が露出して、すっぴんの富士山でした。もうあと少しで白い衣装を纏うのでしょうが、今年は少し遅れそうですね。
もちろん遠足も用意していました。今日は山へは登らずに、樹海方面を軽く歩いてみることにします。
そこでコウモリ穴へ。去年は中へ入らなかったのですが、今年は好奇心旺盛なM子さんの強い希望で、硬貨3枚投じて見学してみることになりました。
鬱蒼とした樹海の中に洞窟がありました。鍾乳洞とはまた違った経緯で出来た溶岩洞窟、天井が低く、貸し出しのヘルメットは必携です。途中腰をかがめてやっと通れるほどの高さの穴もあり、匍匐前進したくなるような場所もあって、少々閉所恐怖症的性行のある私には、ちょっと苦痛の関門でした。
穴の一番奥にコウモリの巣らしい洞窟があり、昼間は扉でふさがれていました。
入場料が高いのでは、と言う疑問を払拭する目的か、出てきた所の売店で「季節のキノコ汁」のサービスがありました。キノコがたくさん入った味噌汁が出たところで、ザックからおにぎりを出して、パクリ。グッドタイミングのオマケに感謝です。
ちょっと早めのお昼第一弾が済んだところで、ここから樹海の端っこを歩くことにしました。樹海と言ってもすぐそばを国道が走る所で、迷っても遭難しそうもない林ですが、溶岩の上に再生した原生林の片鱗を垣間見ながらのハイキングです。しっかり森林浴を享受します。でもよく考えたら、ここまで来なくても、毎日森林浴してるんだね・・・と一同顔を見合わせて妙な納得をしていました。
お昼の第二弾は野鳥の森公園。広い芝生の気持ちよい広場です。日陰に陣取りお湯を沸かしてカップラーメンをすすります。
まだ紅葉は早くて残念でしたが、秋の深く澄きった青空が目に鮮やかな昼下がりでした。