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お蕎麦を食べに


 W大先生はお蕎麦好きです。小淵沢に来ると必ず何度かはお蕎麦やさんへ出向きます。
 近所でのお気に入りは、前にも紹介した大泉の「さかさい」です。彼が小淵沢に来て最初のランチ、さかさいへと思ったのですが、残念ながら定休日、それではと言う事で、信濃境で評判の店へ行くことになりました。
 予約は受けないと言うことで、少し早めに到着。すでに席はほぼ埋まっていました。なんと我々の注文で打ったお蕎麦は終了。少し遅れて来たお客さんは、生憎ですが・・・と断られてました。期待できそう???
 まあ平日と言うことで用意してあったお蕎麦が少なかったのか、せいぜい15人分ほどで終了です。大盛りはなく、追加のセイロがあるようですが、これも今日はお終い、と言う事で普通の盛りそばを頂きました。
 結果は・・・少々期待はずれでした。お蕎麦は白い更科系、まあ悪くはないのですが、パンチがありません。つゆは、最初の一口妙な甘さを感じたのですが、更に食べ進むと、きついからさが残ります。しょっぱいのです。更科系の上品な蕎麦にはちょっと・・・。薬味はネギと大根おろし。まあ限定されるのも如何なものかな。ワサビとおろしとチョイスの幅は残して欲しいです。
 期待を裏切られた最大の理由は、お蕎麦の量。セイロに薄くひと並べ、これは高級蕎麦店並みです。その気ですすれば、秒速で喉を通りすぎます。
 あまりにからいつゆなので、そば湯をすする気にもなりません。
 折角遠方から来た友人をもてなすつもりでお連れしたお店でしたが、がっかりでした。近所の人からは美味しいとのお墨付きだったのですが、まあ蕎麦の味も好みも百人百葉と言う事ですね。
 帰り道に立ち寄ったアウトレットのカフェで、W大先生、しっかりパスタをかき込んでいました。
 Wさん滞在の最終日は、リベンジと言う訳で、大泉のさかさいへ出かけました。さすが人出の最盛期、お昼ちょっと前に着いたのにすでに満席順番待ちでした。
 出てきたお蕎麦がこれ。いつもの定番大ざるです。歯ごたえのあるシャッキリしまった、ほんのり緑がかったお蕎麦が山盛りで出てきました。食べても食べても湧き出てくるほど威勢良く盛られたお蕎麦、あとどのくらい・・・と笊が透けて見える上品なお蕎麦では味わえない快感です。
 庶民には安くて美味しいお蕎麦が何よりです。

2 Comments

  1. チェルト

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    昨年7月でしたっけ?
    安曇野のそば屋に行きましたがあそこほどひどくは無かったのでしょう?
    akc

  2. ugc

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    あの蕎麦屋は駅蕎麦以下でしたね。
    あそこと比較しては可哀相です。
    ちゃんとしたお蕎麦ですが、大泉に比べると、仲間内では評判がいまいちと言う事です。
    話のネタに一度行かれてみたら如何でしょう。お付き合いしますよ。

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