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日向山ハイキング ?


 八ヶ岳と小淵沢周辺をパノラマ出来る展望台、日向山をハイキングしました。
 
 なにかと集まって宴会をはる常連仲間の間での、最近の合い言葉。「晴れた日に日向山に行こう」を実践することになりました。甲斐駒の前衛の山で、この周辺ではよく知られた八ヶ岳方面の展望台です。
 甲斐駒の中腹に、残雪のように白い山肌が見えて、少し気になる存在でもあります。
 メンバーはHさんご夫妻と、我々の4人。残念ながら一番登りたがっていたM子さんは都合で参加できませんでした。

 早朝Hさん宅を出発。30分程で登山口に到着しました。早速身繕いを終えて登り始めました。

 登山道は良く整備された樹林帯を行きます。落葉樹の森は、この暑い季節でも陽光を程よく遮ってくれて、涼しい木陰の路を造り出しています。真夏の低山歩きというと、むせかえるような草いきれ!でぞっとしますが、ここは別世界です。
 前半は急勾配ですが、登りやすい山道のお陰で、それほど苦労せずに高度を稼ぐことが出来ました。

 急な階段状の山道でスコップを持った登山者に出合いました。荒れた山道をスコップで修正しながら登っています。
 行政か山関連団体の管理の方?かと思いきや、ボランティアで山道を整備されてる方のようでした。年に70日はこの山に登るという、日向山をこよなく愛する大の日向山ファンだそうです。この周辺では最高のハイキングルートだと太鼓判を押す彼は、誰もが楽しく安全に歩けるように、路の整備も続けているとのことでした。

 これは登山道の階段の丸太。良く見るとツルッとした丸太に刻みが入ってます。靴が滑りにくいように配慮されています。彼がやったのかどうかは別にして、登山者に大して優しい配慮です。他にも古いタイヤを埋め込んで土留めになっていたり、階段のステップも段差が小さく配置されていたり、歩きやすさを大事にする心遣いが感じられました。

 後半は傾斜が和らいできます。コース標識に添えられた数字は8合目を表します。この標識も先ほどの彼が取り付けたそうです。唐松の明るい樹林帯をしばらくのんびり登って行くと、この行程中初めての下り路になりました。

 下りきったところが9合目でした。国土交通省のロボット雨量計が設置されています。ここからほんの一登り、日向山は近いです。<続く>

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