我が家の玄関に大昔に作ったTAMIYAのRC4WD、ハイラックスPickUpがジャンク状態で鎮座しています。
発売が81年ですから3昔?も前の代物です。こっちへ越してきてしばらくの間、実は外のデッキに放り出してありました。(実に小汚いので新築の家から追い出されたというのが真実)
春先に植木屋さんが入って作業していたときの事です。デッキでお茶を飲みながら植木屋さんの目にハイラックスがとまりました。
「これってタミヤのハイラックスですよね。これオークションに出すと結構高値で売れますよ」
その時は半信半疑でした。でも気になるので家の中に入れてあげることにしました。
しばらく放っておいたのですが、数日前から、気まぐれでいじり始めたのです。
以前聞いたレアな物件という話も気になったので調べてみました。なんとこれの新品・未組立品だと当時の10倍、30万以上で取引きされていたのです。まあジャンク品の場合そんな事はないのですが、それでも数万円、買ったときの価格くらいでは十分引き取り手が現れるようです。
このRCカーの凄さはその構造にあります。
しっかりしたアルミ材で出来たラダーフレームに、実車もびっくりのサスペンションと駆動系がついてます。
トランスミッションもコントロール可能で、ちゃんと2駆と4駆に切り替えることが出来ます。
さらにびっくりはフロントにはフリーホイールハブ的なワンウエイクラッチも装備されています。
しかし経年変化でメカニズムはガタガタです。リーフスプリングはへたって用を為していませんし、ちゃんとオイルの入っていたダンパーもオイルが抜けてスカスカです。
サーボと受信機は搭載されたままですが、肝心の送信機がありません。何度かの引越の際に処分したようです。バッテリーもありません。
まあ動かなくても良いじゃないですか。まずは積もったほこりを払い除き、金属部分に艶を与え、静態保存しておこうと思います。
そのうち送信機でも手に入ったときは、本格的に動くようにレストアしようと思います。送信機も含めてレストア用部材をお持ちの方はご協力を。