年の瀬も押し詰まり、昨日は天皇誕生日。でも失礼ながら、日にち的にはもう少し後にお生まれ遊ばした、2千年ちょっと前にご生誕されたあのお方のほうが何かと優遇されていようだ。商売的にもずーと経済効果大きく、何ちゃって仏教徒の我が家でも、この日ばかりは胸の前で手をクロスする。
小さい子にとっては盆と正月ではなく、クリスマスとお正月だ。その上我が家の孫たちに至っては、その1週間前に姉弟揃って、こちらもご生誕のお祝いをなされる。世界中のあらゆる幸福が僅か半月の間に押し寄せるあんばいだ。
で、今年は娘の家でクリスマス会。本来ならば24日なのだが、親の都合で1日早めての開催になった。
冒頭の写真は娘たち親子の共作になるジンジャーブレッドハウス。クッキーで作った食べられるクリスマスデコレーションである。まあ製作に当たっては、子供たちの暴走を抑えつつ苦労があったようだが、楽しい雰囲気で気分を盛り上げてくれた。
さていよいよ本番の会食。ターキーの丸焼きかフライドチキンと言った普通のメニューではなく、孫娘のリクエストでチーズフォンデュ(写真には肝心のチーズの溶けた鍋が無いが・・・)をメインに、娘の手造り料理が並んだ。それと、先日紹介した「歳末助け合い手造りベーコン」と一緒に送られてきたデンマーク産のウインナとパルマの生ハムが彩りを添えた。
生ハムはパルマのプロシュートクルード。ブロックで頂いたのでスライスに少々難儀して、結果は写真の有様だが、味は本物。小さい孫たちも美味しいと好評で、「こんなのに慣れたら困る」と親が心配するほどだ。
ケーキはブッシュドノエル風のロールケーキ。ちょっと苦味の利いたチョコ生地がメインで、なかなかいける。チョコ好きの子供にも大好評。
このところ周囲ではダイエットブームで、10kg近く体重を落とした仲間もいて、刺激されて少しづつ落とし始めたのに、これで一気にリバウンド。
ジンジャーブレッドの解体作業についつい加わって、その加速度を増してしまった。