先週購入したD300、まだ本格的に使い込むに至りませんが、ネットでの情報を元にある改造を施しました。
改造と言っても保証が受けられなくなるような危ない改造ではありません。ファインダー系アクセサリーをいじって見ました。
写真のD300を見ればピーンと来ますか?そうです、アイカップが丸型に変身しました。腕は上がってませんが、カメラはFの時代からのNikon党ですから、アイカップと言えばこの形の丸いのと決まってました。しかし近年のD3桁シリーズはC社みたいな角型に変更されています。前に使っていたD2Hは丸だったので、D300になってこの部分が少々気になっていました。
そこでネットで検索したら耳寄り情報が手に入りました。改造すればD300にも丸いアイカップが付くことが判明しました。ついでに1.2倍のマグニファイヤーアイピースも仕込んでしまえば、100%視野率のファインダーがさらに見やすくなります。マニュアルレンズも使いやすくなります。
材料はマグニファイヤーアイピース DK-17M、接眼目当て DK-19、アイピースアダプター DK-22の3点です。ただしこの3つは素直に合体できませんので、少し工作が必要です。
写真の左がノーマルなDK-22です。中央の穴が小さく、このままではDK-17Mが入りません。
そこでせっせと穴を広げます。この材質は固めのプラスチックです。金工用のヤスリを使って広げます。ヤスリは甲丸型のが使いやすいです。せっせと削りますが、結構大変です。私はテーパリーマと言う穴を広げる工具があるので、たまにそれを入れて穴を広げました。これを通すことで穴が真円に近くなり精度が高まります。
少しきつめの状態でDK-17Mをねじ込みます。上手い具合にぴったりと収まってくれました。DK-17Mをねじ込む前にアイカップを付けておきます。DK-17MもDK-19も付属のリングはつけませんでした。
結果はまずまずでした。外観は希望どうりにNikonの伝統的スタイルになりました。覗くとD300の広い視野がさらに大きくなりました。でも倍率がきついせいか周囲が丸くけられます。目を押し付けて、ぎょろっと目を回すとちゃんと見えますが・・・。マニュアルのピント調整は楽になりそうです。
おまけの機能で、アイカップがしっかり眼窩を保持して、カメラの安定が良くなります。手ブレがへるかな。