インターラーケンのパン屋さんで買ったサンドイッチがおいしかった話を少し前にしました。表面が茶色で、ツヤツヤしていて、モチッとしっかりした食感で、独特の風味があって、妙に気になる味のパンの話です。
早速反応がありました。旅先でお会いしたYさんからメールで写真が送られてきて、さらに次のような情報が寄せられました。
このパンはドイツ系のパンで、ニューヨークの街角などでも良く見かけるプレッツェルの仲間らしいのです。焼き上げる前に強いアルカリ液に浸すらしいのです。多分そうなのかなと言うことは妻も知っていたらしく、そのアルカリ液は「劇薬」なのだそうだ。しかし焼く事によって体に有害な成分はなくなって、その代わり独特の風味と食感をもたらしてくれるらしい。
まあそんな訳で面倒だからかもしれないが、普通のパン屋さんではまず見かけません。ドイツパンを扱うお店の中でも、このパンを焼いているところは極めて少ないようです。
そのパン「ラウゲン・スティック」と言うそうです。うちのパンは映像に収める間もなく胃袋の彼方に消えてしまいましたが、Yさんがかろうじて残した貴重な画像をここに紹介いたします。
いかがですか、ドイツ近辺を旅した方一度は口にしてるかも知れませんね。