妻が手打ちうどんを作るのに棚の奥からパスタマシンを引きずり出してきた。
で、このところ気になっていた手打ちパスタを作ることにした。
随分前にスーパーの売り出しで買って、結構使っていたのだが、最近めっきり活躍の場を失ったマシンが久々に大活躍だ。
仕事先のビルにある古本屋で買った雑誌のイタメシ特集記事と首っ引きで粉を練ること数十分。さらに寝かすこと数時間。本当は1日以上おいた方が良いみたいだが時間が無いので4時間ほどで我慢。
初めてにしてはまあまあの出来。だいぶ妻の手を煩わせたが、それなりにパスタが打ちあがった。
今日のソースは、同じ雑誌に出ていた落合シェフのレシピを拝借。マグロとブロッコリーのソースだ。もちろんブロッコリーは自家製。マグロは実はアラなのだ。いつも安いマグロのアラで煮物を作る。ちょうど頃合の良いアラが近所のスーパーにあったので利用する。良いとこだけ選んで、残りは煮込みで使う。
手打ちパスタだが、乾麺のパスタとは異質の食感と味。いつも思うのだが、どれが本当の生パスタなのか良くわからない。店で売られている生パスタとも、生パスタと称して出てくるレストランのそれとも、どうも違う。どっちかといえばラーメン?
でもしこしこコシの強さは独特の食感だ。ただしソースとの相性が微妙。今回もソースはそこそこのイメージで仕上がったが、手打ちパスタとの相性は?パスタもそれなりに旨いと思うのだが、ぴったり合うソースを見つけるか、パスタそのものを思う味に近づけるか、今後の課題が一つ増えた。