年が明けて畑への足も遠のいていたが、雨が上がった日曜に、久しぶりに畑へ行った。
上天気で畑には何人か仲間が出ていた。
新年の挨拶も早々に慌てた口調で我々にこう告げた。
「鳥にやられた・・・・。キャベツもブロッコリーも散々ですよ」
少し状況が把握できずにいたが、良く回りを見ると悲惨な状況が浮かび上がってきた。ブロッコリーの葉がボロボロで、キャベツは嘴でつつかれたのか大穴があいている。えっと思って我が家の畑を見ると・・・・
やられてました。ブロッコリーの葉は見るも無残にスケルトン状態。大切な本体の上には飛び去るときに落としたと思しき木の実の未消化物体が汚らしく散乱。数少ないキャベツも哀れな状況に。
真冬になっていよいよ餌がなくなってきて、標的にされたのが細々と栽培しているわれらが畑。回りには平地林が広がるのどかな武蔵野風景も、その裏では激しい生存競争が繰り広げられている。鳥も真剣だが、こっちだってそれなりに金がかかっている。野鳥の会のボランティアじゃないんだ。
対策としてきゅうりネットをブロッコリーの上に張り巡らしてきた。