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北海道の紅ザケ

Salmonいきなりグロテスクな写真で恐縮。
仕事の仲間がお歳暮にもらった北海道の紅鮭だ。切り身に下ろして欲しいと持ち込んできた。半身を進呈するからと言うので喜んで引き受けた。
久しぶりに使う出刃を研ぎなおし、冷凍だったものをジンワリと解凍してから解体に及んだ。思ったよりも身が柔らかく、包丁にこびりついた切り損ねた薄い身はさながらスモークサーモンの様で思わず口に入れたくなる。サクサクと切り身も順調に仕上げることが出来た。
もちろん夕食に焼いたそれが出てきた。思ったよりも塩は甘く、適度な脂が旨みに弾みをつける。カマも当然食される。こちらは塩がきつい。それがまた良い。
秋味、日本の暮れはやはり塩鮭に限る。

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