飛騨のハム工房から思いもよらぬ贈り物が届いた。
飛騨牛のローストビーフ。ドイツ仕込みのマイスターの手になる逸品だ。
低温でじっくり温めるようにと言う指示を守って、小一時間かけて温めた肉塊の回りには、良く焼けて旨みがたっぷり出た野菜が繊細なお肉を守るようについている。それを丁寧にお皿にこそげ落とすと、艶やかに焼き上がったビーフが全身を現した。
ナイフを入れる。すーっと刃が通る。現れたお肉の中心部は鮮やかなピンク。ジューシーで血が滴るほどのミディアムレアー。いやも少しレア−よりかも。贅沢にも厚切り。技術が無いので薄く切れないからだが・・・少し下品にも山盛りビーフの誕生と相成った。
味は推して知るべし。すみません。あっという間に孫たちも含めて6人の胃袋に収まってしまった。
ごちそうさまでした。