高原は秋の序盤戦好調です。
栗もイガが弾け、艶つやした実が草叢に転がり始めてます。忙しくなるな・・・。
そしてキノコも本番です。
林の小径を歩いていたら、やけに存在感のあるキノコに遭遇。
大きくて、肉厚で、旨そう・・・ですが！
おっと危ない、これってテングタケ？
もっと派手なベニテングダケもあちこちにニョキニョキ生えてました。
本命はやっぱりジコボウ（ハナイグチ）です。
先週末の台風の大雨の後、あちこちで見かける様になりました。
その後乾いた好天が続き、出足がちょっと止まってしまいました。
それでもお味噌汁の具になるだけの量は確保出来ます。
間違いないし、美味しいので、秋のキノコはこれが我が家の定番です。
近所の知人に勧められ、今年は珍しいキノコに挑戦してみました。
「ササクレヒトヨダケ」
印象が悪そうな名前ですが、これが結構いけるのです。
バター炒めでシンプルに食します。
癖が無く、柄のシャキッとした食感もメリハリが効いてます。
ヒトヨダケの仲間で寿命が短く、自信の酵素のせいらしく、時間が経つとコールタールの様に真っ黒に変化して溶けてしまいます。
西洋ではインク茸とかとも呼ばれているらしいですが、欧州では栽培も盛んな様です。
さて今年はキノコの生育は良い様です。
当分の間は足元ばかり見て歩く事になりそうです。
あちこちで顔を出している誘惑に迂闊に手を出さない様に・・・・。