ゴールデンウィークが終わって一週間、すこし静かな高原に戻りました。
今年は早いのではと思った山菜も、このところの異常低温のおかげで、結局は平年並みです。
なので、タラの一番芽はゴールデンウイークに全て奇麗に摘み取られ、口に入る事はありませんでした。
雨が上がって気温も戻った日曜日、久しぶりに裏山に入ってみました。
タラの木の天辺は見事に空っぽでした。辛うじて生き残った脇芽をちょっと頂くことにしました。
ワラビも出始めました。でも、こちらも地元の常連さんの手でしっかり摘み取られてます。
薮をかき分け、どうにか一食分を確保しました。
山にあって当たり前の山菜ですが、いつでも好きな時に好きなだけとって好きなだけ食べて、と言う訳には行きません。
目立つのは町から来た人達が根こそぎ持って行く事。
道の駅など直売所へ「今でしょ!」とばかり大量に売り込む輩もいます。
ささやかな食卓に提供出来るだけで良いのです。採った採られたで一喜一憂しながら摘みに行くのも気が重くなります。
夜討ち朝駆け・・・そこまでしてとは思いません。
散歩の途中にほんの少し採れたら嬉しい、それが自然の恵みではないかと思ってます。
雨が上がりの利休梅。久しぶりの青空に眩しく輝いてました。
先日までの低温で庭はメチャクチャです。3月の馬鹿陽気にだまされ早く芽吹いた新芽が随分やられています。
これから本格的な花の季節、今年はあまり期待出来ないようです。