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タンパーを作る

新入りのエスプレッソマシンは好評です。
苦労もせずにそれなりのカフェが淹れられます。

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少し色目に偏りがあるし、泡も不揃いですが、良い色が出てると思います。

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ミルクも労せず泡立ちます。デロンギの時はきめが荒く、軽いミルクが出来ていたのですが、BIALETTIのスチームは出来がよく、シルキーなフロスミルクが完成します。
淹れ終わったエスプレッソにフロスミルクを注いで行くと、最初は沈んでいたミルクが程なく浮き上がってきて、白い模様が浮かび上がります。
左右にピッチャーを振って、何となくラテアートまがいが出来上がりました。
完成度の高いカフェが出来るまでには、もっともっと修行を積まなければなりません。
でも、美味しいです。

基本の機能に満足したので、第二段階、道具の見直しに入ります。
まずは「タンパー」を作ります。
タンパーとフィルターに詰めた粉を均等に圧縮する道具です。
バリスタと呼ばれるコーヒー職人の重要な道具です。
上の写真中央のスタンプ見たいな格好のものです。
これが結構高く、無垢の金属から削りだした物は1万円を超えるのです。
そこで自作することに。

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付属していたプラ製の安っぽいタンパーの径は51mm。それに合うような材料を探してみたのですが・・・
パイプを壁に固定するためのげんこつブラケット。底面の直径が50mm。
ステンレスの丸板。厚さ1mm 直径50mm。
1mmショートですが、既製品で揃えるのでここは妥協します。
ハンドルはたまたま木製の水栓ハンドルがあったので流用します。

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不要な部分をカットしてタンパーらしいフォルム用にパーツ取りします。

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ハンドルとブラケットを結合します。
嵌め合いを部をテーパー加工するのがミソ。

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結合は接着剤を考えてましたが、強度を出すためにねじ止めしました。
水栓ハンドルの金属部にタップを立てて、がっちりビスで固定。
最後はげんこつブラケットの底面にステンレスの丸板を接着して完成です。

削りだしではないので重量的に少々ハンデがありますが、仕上がり具合はなかなかのものです。
使いごこちも上々、きちっと粉を押さえることができました。
さあこれで道具も少し前進、美味しいカフェへの修行にも力が入ります。

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