仲間が集まって蕎麦打をしました。
たまに持ち寄りでランチパーティーを開いているのですが、今回のテーマが蕎麦です。
先生はNさん。道具も全てお持ちで、経験も豊富です。
まずは師匠の模範打ち。
秋山郷で調達して来たと言う捏ね鉢が見事です。
水回しが済むと、粉はまとまり、大きな蕎麦団子ができました。
手際良く延ばして行きます。もたもたしていると乾燥して来て、表面がひびだらけになります。
最終行程は蕎麦切り。
板をあてて本格的な蕎麦包丁で、リズミカルにトントンと刻んで行きます。
最初の一鉢はN師匠が仕上げました。
その行程を観察していたH夫人が二鉢目を再現します。
三鉢目はエアー蕎麦打?は大得意の私が。
水回しが難しく、思い通りの固さにならなかったり、のしの作業で均一に薄ーく延ばせなかったり、同じ太さにお蕎麦を切る事が出来なかったり・・・・
師匠以外の素人軍団のお蕎麦はお世辞にも奇麗な仕上がりではありません。
そこで図々しくも切り上げた不細工な蕎麦を師匠の蕎麦と混ぜてしまいました。
これで誰のお蕎麦かは判別不可能・・・でも、一本一本よく見りゃバレますが。
さて仕上げは茹で上げ。
大きな寸胴鍋を薪のカマドで焚きました。
たっぷりのお湯で一気に茹で上げ、冷水で締めて、蕎麦切りが出来上がりました。
太さも不揃い、長さもまちまち。
蕎麦つゆは2種類。普通のつゆとHさん特製の鴨汁。
皆で打ったお蕎麦はあっと言う間に消えて行きました。
堅苦しい事を考えず、カジュアルにお蕎麦を打って食べる、目から鱗の蕎麦打大会でした。