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楓のお寺と寒天ランチ

秋もいよいよ終盤です。紅葉も最後の輝きを放ち、だいぶ葉を落として裸になった木々も目立って来ました。

さて、食べ友?のKHさんからランチのお誘いが来ました。
「茅野の諏訪東京理科大学の学食で、スペシャルメニューのランチとデザートがあって、なんと500円で食べられます。行きませんか?」

もちろん二つ返事でOKです。

期間限定なので善は急げ!と言う事で、いつものストレッチ教室を早退けして、H夫妻と4人で茅野へ向かいました。
一日30食の限定、しかも地元の新聞で紹介され、学生でなくても食べられる・・・なので遅れを取ってはならじと、早弁ならぬ早ランチへと急いだのです。

茅野郊外の山に近い広々としたキャンパスに到着。不案内なキャンパス、ガードマンさんに食堂の場所を聞き辿り着いた食堂は、まだ授業中なのか静かです。
我々と同じ狙いの中年グループも見かけます。

今日の特別メニューは写真にある2品です。
地元の高校生によるレシピコンテストの人気レシピとか。
寒天を使ったヘルシーメニューと言うのが売りです。

豚肉の照り焼きと、寒天ジュレの組み合わせ。レタスも入り、トッピングの茹で卵、糸切りトウガラシがたっぷりのって味に締まりを与えています。
豚肉はさておき、寒天ジュレのタレが煮こごりの様にご飯に絡み付いて美味しいです。
なんとこれで350円!
デザートのブラマンジェもなかなかです。
コクのある牛乳寒天・・・生クリーム入り?・・・の上にリンゴのシロップ煮がバラの花びらの様にあしらわれています。十分美味しいです。
これが150円!
合わせてワンコインランチ、抜群のコストパフォーマンスに満腹です。

理科大をあとに地元で人気の楓のお寺「長円寺」に向かいます。
ちょっと道に迷いながらも長円寺に到着。冒頭の写真のように楓の紅葉はピークを迎えていました。

長円寺は350年以上続く真言宗の古刹です。百体観音などの石仏や大きな梵鐘を持つ立派な山門、薬師堂など、こじんまりしながらも趣のある雰囲気を醸し出しています。
奥の庫裏では個展も開かれていて、美味しいお茶と野沢菜のお茶請けまで頂いてしまいました。

高原の秋は足早に過ぎて行きます。
八ヶ岳の頂はうっすらと白くなり、麓の落葉松は散り際を探しています。
落葉松の金色の針の様な落葉吹雪が終われば、山は冬の装いを纏います。

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