紅葉見物木曽御岳山

最近のブームは仲間といきなり盛り上がって、即行動する事です。
食べる事だったり、絵を見に行く事だったり、キノコ採りだったり・・・
その流れで今日は木曽の御岳山まで出かけました。
御岳山と言っても山頂を目指す訳ではありません。ロープウエイで７合目まで一気に上がり、８合目の女人堂付近の展望を楽しもうと言う趣向です。

早朝小淵沢を出発。富士見で仲間と合流、総勢８人の賑やかなパーティーで木曽を目指します。
途中塩尻付近は曇り空。でも開田高原を走る頃には青空が顔を出して来ました。

ロープウエイ駅から一気に７合目まで上がります。
急な階段の山道。青空に紅葉のコントラストが浮き上がり、鮮やかな秋の色が尾根路を飾ります。
今日は８合目でお昼を食べるのが目的、辛い山道も食事につられて歩が進みます。

喘ぐ事一時間半、女人堂に着きました。
ここで一気に視界が開け御岳の峰々が荒々しく壁の様に聳え立つ姿が望めます。
御岳は信仰の山、昔はここから先は女人禁制。でも現代は良い時代です。往年の恨みを晴らすのか？昔の山ガール？で賑わっていました。

紅葉はちょっとピークを過ぎたようです。でもナナカマドの赤、ダケカンバの黄色、ハイマツなど常緑樹の緑のコントラストはいつ見ても絵になります。
ああ日本の秋だなあ・・・。

さて本命のランチタイム。皆のザックからは豪華な料理が次々と顔を出し、小屋前のベンチはさながらバイキング会場のビッフェ状態。
2500ｍの高地での華やかなバイキングランチが始まりました。
オニギリ、煮物、サラダ、漬け物、ラーメン、味噌汁・・・何でもありの食べ放題です。

散々食べたお腹をさすりながら、一気に下山開始。
開田高原のお風呂と、お蕎麦を楽しんだ一行は、とっぷり日が暮れた木曽路をひた走って長野山梨県境に戻って来たのでした。