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今日のお散歩は・・・

 厳冬を迎え、余り散歩にも熱の入らない今日この頃ですが、近所のご主人のリハビリ登山にお付き合いすることになりました。

 場所は天女山から天の河原へのハイキングルートです。脊柱管狭窄症で足が少し不自由になったと言うご近所さんですが、使わないのは更に病状を悪化させる!と、少し負荷をかけたリハビリを兼ねて、敢えてこのルートを選んで週に何回か雪道ハイキングをしています。冬は見晴らしも良く絶景を見たくて、金魚の糞よろしくくっついて歩いて来ることにしました。

 天女山の駐車場に通じる道路はこの時期通行止めです。横断道の天女山入口に車を停め、そこから歩き始めます。平日ですが車が5台程。手軽に雪道ハイクを楽しむ人気のコースですね。
 念のためここから軽アイゼンを付けて登ります。先々週は深かった雪も、先週の異常な高温と雨でだいぶ溶けていますが、その代わり雪の表面はツルツルです。

 明るい落葉松林の登りがしばらく続きます。林の中は雪は少なく、風も穏やかです。

 中途半端に残った凍結した雪面に軽アイゼンが効きます。軽アイゼンとは言え鉄の爪を使うのは久しぶりです。

 程なく天女山到着。天女山は早々にスルーして天の河原へ歩を進めます。ここで韮崎と南アルプス(市)から来たと言う2人組と遭遇。それなりの年輩?の方達ですが、冬山を本格的に楽しもうと言う意気込みが感じられます。靴も冬靴、ちゃんとしたアイゼンも携行しています。三ツ頭までは行くらしいです。

 駐車場を横切るところでとんでもない物を発見。もしかして熊!の足跡です。でも小さい・・・のです。子供?。近所に大きな足跡は無いし、まさか子供だけ一人で遊びには来ないだろうし・・・少々謎を含んだ足跡でした。

 山道に残る雪が少し増えて来ました。標高が高くなって来ます。林の中から明るい雪面が見えて来ました。ちょっときつくなった雪面を適当に高みを目指して一登りしたところが天の河原です。

 視界が開け、遠く金峰山を背に気持ちの良い雪面を登ってくる女性陣。

 リハビリ中のご主人も一歩一歩ゆっくりと足を運びながら登って来ました。

 今日は風もそれほど強くなく、ゆっくりお茶を飲む余裕もできました。
 山頂は付近は見晴らしも良く、南側の展望が雄大に展開します。残念ながら八ヶ岳は三ツ頭の稜線に隠れています。上空の雲が少し出て来て、富士山にはうっすら傘雲がかかっています。

 小休憩のあと下山開始。下山はご主人も快調です。普通に歩くときとは負荷のかかり具合が違うようです。

 下りは快調ですが、アイゼンを着けているはずなのに何故か足が滑ります。靴底を見たらアイゼンに大きな雪玉が挟まっています。典型的なダンゴ。他の皆さんのは平気なようです。どうも構造的な問題があるようです。

 家を出てからトータル2時間30分で帰宅。走行時間と準備で1時間。山頂での休憩30分くらい。実質小一時間の雪上散歩でした。スキーやスノーシューもそうでしたが欲張らなければ何時でも手軽に楽しめるフィールドがこの周辺にはたくさんあります。

 寒い寒いと閉じこもっていないで、もっとアウトドアに出かけなければ・・・・・・・。

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