今年の努力目標の一つはカプチーノを美味しく淹れることです。去年イタリアを旅して美味しいコーヒーの再発見をしました。我が家にとってはコーヒールネサンスです。
それまではアメリカン一辺倒でした。とりあえずガブガブと、お水代わりに大量消費。もちろん美味しいアメリカンコーヒーを目指して淹れてはいますが、コーヒーメーカーに頼りきりです。たまに豆をガリガリやったりもしますが、ポットのお湯を手で注いで・・・などと面倒な作業は敬遠していました。
そこでルネサンス。コーヒーの本場イタリアの原点に戻りついたのです。エスプレッソもカプチーノも都会のカフェでたまーに飲む程度だったのですが、今回の旅でより日常的に普通に飲む文化に触れ、触発されて帰って来ました。
何とか気軽に家でもイタリアンカッフェを・・・と念じていたら、娘のところから使わなくなったエスプレッソマシンが送られて来たのです。
デロンギのBAR14N CAFFE TOREVISOです。家庭用のエスプレッソマシンとしてはロングセラーの製品です。2杯までのエスプレッソと、フロストミルクができるスチーマーも付いている小粒ながら本格的なマシンです。
バリスタ気取りで使い始めたのは良いのですが、これが奥が深い。
まず、クレマ(泡)が立った香り高いカッフェが思う様に抽出出来ません。
ミルクがきれいに泡たちません。
何気なく美味しいカッフェを淹れてくれるBARのバリスタのテクニックに改めて脱帽です。
粉の詰め方、スチームの出しかた・・・毎日一杯づつの練習で、何とかこんなところまでやって来ました。でもまだ不安定です。クレマの立ち方は日毎違って来るし、ミルクの泡の粒々もまちまちです。
コーヒーがうまくいってもミルクが駄目だったり、その逆だったり、どっちも良く無かったり・・・
今朝のカッフェはまあまあの組み合わせになりました。クレマで覆われたコーヒーにミルクを注いで行くと、暫くしてフンワリと底の方から白くクリーミーなミルクが浮かび上がって来ます。適当な大きさの白い丸が出来たところでピッチャーの注ぎ口をツツーッと円の中心へ滑らせます。
ちょっといびつな♡マーク? まだまだ技は発展途上です。
素敵な写真ですね。わたしは毎日インスタントコーヒーです。家でエスプレッソなんてオシャレでうらやましいです。
山の田舎暮らし故に出来るだけ自前で・・・要するに近所にカフェが無い物ですから。