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高原の冬ならではの

 厳しい寒波がやって来そうです。先週あたりから冷え込みは本格化していて、毎朝気温は氷点下5度前後まで下がります。低温で空気も乾燥しているこの時期ならではの仕込みに出会いました。

 ご近所のTさんは毎年この時期にスモークサーモンを仕込みます。空気が乾いて適当な季節風が吹き、虫もいなくなるので漬込んだ魚の風乾には最適です。でも外へ出しっ放しでは夜間に凍結するので室内に取り込んだり管理が大変そうです。
 スモークは冷燻ですから気温は低い方が有利です。日中でも日陰ではプラス数度までしか上がらない日々もあるので温度的には申し分ありません。

 原料のサーモンは厳密にはトラウト・・・ニジマスとの事です。大泉の養鱒場で新鮮で大きなサイズのニジマスを仕入れるそうです。50cmを優に超える大振りのニジマス、身はサーモンピンクで鱒と比較しても遜色ありません。山梨の清流で育まれた鱒は、最近「甲斐サーモン」なるブランドをつけられて流通しています。

 風乾が済み、煙でじっくり燻された甲斐サーモンが届きました。しっとりと脂ののった渋いピンクの身、桜のチップ?の芳香が柔らかく漂って来ます。そうだもうすぐクリスマス、折角ですから頂くのはもう数日我慢しましょう。ご馳走様はお預けです。

2 Comments

  1. チェルト

    Tさんにぶつぶつ交換を申し出でましょう!!
    こちらは、明日塩抜き、整形、風乾で、あさって土曜日にスモークです。

    明日は、近くといっても自動車で小一時間のところにあるジョイフル本田にいってきます。あれこれ小物を買ってきます。
    ついでに、まだ作ったことのないソーセージをとも考えていますが、さて、どうしましょう??

    akc

    • suzuki@ugc

      冬枯れで我が家にはブツがありません。
      何か探さないと・・・

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