毎年12月は小泉にある平山郁夫シルクロード美術館が北杜市民に限って無料で入場出来ます。この特典を行使すべく寒風吹きすさぶ中散歩がてらに出かけて来ました。
開催されていた企画展示は古代メソポタミアに関する物でした。平山画伯が取材した折のスケッチや、書き上げた作品の展示も見応えがありましたが、もっぱら興味の焦点はメソポタミアの楔文字と刻印に注がれました。
楔文字が刻まれた粘土板が多数展示されています。資料として画像などで見て想像していたよりも、その粘土板がずっと小振りなのに驚かされます。文字も小さくギッシリと刻み込まれています。まあ恐竜家族のギャクではないですが、マンモスに曳かせる程の大振りな板では、携行もままならず保管にも窮します。手のひらサイズのそれは、まるで現代のスマートフォンかタブレットかと言うところです。各種契約書、公文書、占い結果などなど・・・数千年の時を経た現代にもそのメッセージが見事に蘇っていました。
さらに私の興味をひいたのは印章でした。物資などを封印するのに使われたスタンプです。粘土の塊に刻印を押しつけ文様をレリーフします。現代にも立派に通用するシンプルで洒落たデザインの刻印がたくさんありました。
中でも気になったのは円筒形の印章です。直径1cmちょっと、長さが3cmほどの円筒に刻まれた文様が素晴らしいのです。円筒なので転がす事により文様が連続して浮き彫りにされます。見事に連続する文様がこれまた秀逸です。思わず自分でも刻みたくなってきました。
一通り鑑賞してこの展示に共通のポイントがある事に気がつきました。楔文字の粘土板、印章、そして土偶や神像などが押し並べて小振りなのです。小さくても中身は繊細でディテールもしっかりしているのです。まるで1/?のスケールモデル・・・と見ている自分にはっとしました。これはレプリカではなくて本物なんですよ。
お早うございます。
土曜日に、ロース4.5キロ、肩ロース1.3キロ、バラ4.5キロ合計9ブロックを仕込みました。
今回は、さらしに巻かないスモークドロースハム(1本だけ)と肩ロース(ハムにするかベーコンにするか迷っています)をやってみるつもりです。
3連休に燻煙するため、年内の蓼科行きはこれでなくなりました。
-eiof-
素晴らしいですね。チェルトさんも老後の副業に困りませんね。
蓼科ハム?ですね。
パンを焼いて待ってます!!!