今年も干し柿を作ります。その手始めとして干し柿用の柿をもいできました。小淵沢の西端、長野県境の知人宅の庭の立派な柿の木がターゲットです。甲斐駒を望む素晴らしいロケーションに柿の木が2本あります。背の高い三脚脚立と柿もぎ用の竹竿で武装(?)して、粛々と柿の収穫を開始しました。
先の割れた竹竿で実の付いた柿の小枝をはさみグイッと捻ると、柿の木は簡単にポキッと折れて、竹竿の先端に実の付いた柿が着いてきます。竹の割れ目のフリクションで枝が落ちずに着いてくるところがミソです。でも高所で上を向いた不安定な体勢での作業は結構きついものがあります。採りやすいところを大体収穫したところで柿もぎを終了しました。
栗やキノコなど山の作物が今ひとつの2011年ですが、柿も出来が悪そうです。穫り時の兼ね合いでまだ少し青い未熟な柿も多く全体に小粒のようです。まあ個数はそこそこ確保出来たので良しとしましょう。あとは皮むきの面倒な加工が待っています。少し追熟させ、もっと気温が下るのを待ってからの加工になりそうです。