ちょっとグロな写真で申し訳ありません。野生のイノシシ(?)の肉を頂きました。狩猟シーズンにはまだちょっと早いのですが、害獣として捕獲されたイノシシです。この辺りもたまにイノシシが出ます。畑を食い荒らす困り者です。
イノシシはたまに頂きますが、脂が多く、独特の臭みも強いので煮込みにします。脂はそれなりに美味しいのですが、高コレステロール夫婦には毒なので、煮込みながら脂を出すような調理法を選びました。
タマネギ、ニンジン、セロリを炒めて香味野菜のソフリットを作ります。肉はざっと脂をこそげ落として適当な大きさにカット、塩こしょう、小麦粉を降ってフライパンで焦げ目が出来るまで表面を焼きます。
ソフリットと肉を鍋で加熱しながら、たっぷりの赤ワインを注ぎます。ぐつぐつ強火でアルコールを抜いて、夏に瓶詰めしておいた我が家のイタリアトマトをドボッと投入します。イタリアで買って来た乾燥ポルチーニの戻したのも一緒に。パルミジャーノの皮の部分もあったので投入しました。
庭からローズマリー、タイム、セージ、イタリアンパセリなどハーブを摘んで来てブーケガルニとして鍋に入れます。少しの水と、ポルチーニの戻し汁も加えて、コトコトと数時間弱火で煮込みます。
カーボロネーロ(黒キャベツ)を煮ておいたのを最後に加えました。トスカーナの田舎料理風(実際にあるかは???)が目標です。まだ未完成ですが、煮込み途中の図がこれです。今夜のメインデッシュが楽しみです。
11月中旬からは狩猟解禁になります。キノコに目が眩んで、自身がジビエの材料にならない様に注意しなくてはなりません。でもその時期にはキノコは無いので大丈夫ですね。