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楽器編パート2

トランペットの新顔に気を良くして、悪い虫がさらに出てきました。
吹奏楽団の練習に参加、夏に行う定期演奏会の楽譜の一部をいただきました。
まだ全ての曲が決まっているわけでは無いようでしたが、その中の一曲。
山口百恵のメドレー集。

この楽譜にFlglという指示がありました。
トランペットの親戚楽器のフリューゲルホルンに持ち替えて演奏しろという指示です。
他のトランペットメンバーはみんなその楽器を所持しているようです。
まだ本格的な練習はしていないのですが、できればみんなフリューゲルホルンで揃えるにこしたことはありません。
あえて無理する必要もないのですが、どうせいずれ欲しくなるだろうとの事で、思い切って購入することになりました。
でも・・・年に何回かの出番しかない楽器。
しかし・・・独特なあたたかな音色で遊びに吹くのも面白そう。

この楽器はトランペットほどメジャーではないため、中古の流通も少なく、新品の値段は結構高価です。
そこで目をつけたのが台湾製のローコストなもの。
御茶ノ水の楽器店のオリジナルブランドの安いものです。
えーこの価格で・・・とびっくりなのですが、意外と評判がよろしく、先日ヤマハを買いに行った時に試奏もしてなんとなくこんなものかと思っていたものです。

結局通販で購入しました。
トランペットと並べてみるとその形状の違いがよくわかります。
同じB♭という調子なのでラッパとしての管の長さは同じです。
でもその巻き方や管の形状がだいぶ違います。
トランペットは細い管が最後の出口付近で一気に広がっています。
なので明るく派手な響きです。
一方フリューゲルホルンは徐々に管が太くなる形状なので、温かく深みのある音色になります。
ホルンのような響きなのでその名前が付いてます。


早速この楽器の練習も開始しました。
まあ同じ流れの楽器なので吹くのに問題はありません。
音はちゃんと出ます。でもやはり安物なのかな・・・と言う感触は否めません。

ピストンの動きに少しかったるさがあります。
ピストンの収まるバルブケーシングものっぺりしていて、作りはやはり低価格品の様相。
銀メッキもストンビに比べると耐久性が劣りそうです。

ヤマハの作りと比べてみるとその違いははっきりします。
でも価格差は6倍近いので仕方ないです。
演奏するには技術の方が優先課題。まずは吹きこなせるようにならないといけません。

てな訳で練習には2本抱えて参加しないといけません。
楽器を2台、それぞれのケースに入れて運んでいたら大変です。
そこで2本一度に運べるケースを物色しました。

手に入れたのはプロテックというアメリカの楽器専門のケースメーカーのもの。
バリスティックナイロン製のセミハードケースです。
結構丈夫なシェルで保護され、楽器を保護固定する多彩なクッション材が用意されている優れものです。
IP-301Tという3本用のケースを選びました。
実はトランペットとフリューゲルホルン用の2本ケースもあるのですが、常にフリューゲルを使うわけでもなく、潰しの効くトリプルケースにしておけば、トランペット1本とミュートなど小物も同時に運べるし、もう一本のストンビと合わせて運ぶことも可能になります。

あれこれ収める位置を考え、クッション材をはめ込んで、きっちり2本運べるようになりました。
これで練習も、演奏会も運搬が楽になりました。

さあこのケースの出番はいつでしょう。
今週の練習再開はあるのかなぁ・・・

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