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トマトの加工

 夏の最盛期トマトがたくさん取れます。我が家では生のトマトを一人しか食べませんので、需給のバランスが大きく崩れます。でも何故か加工品に限っては2人とも問題なく消費する事が出来ます。以前我が家のトマトの水煮缶の家族あたり消費量は、おそらく日本一であろうと思っていた時期があります。箱買いしていて週に何缶も使っていましたから。
 
 保存の方法はいくつかあります。一つはドライトマト。イタリア産の乾いたトマトのイメージではなく、水分が多く残るセミドライトマトですが、これを冷凍して保存しておきます。スープや煮物のだし代わりに重宝します。セミドライが面倒なときはそのまま凍らせて保存してしまいます。


 
 保存の王道は何と言っても水煮です。カットしたトマトをグズグズと煮て、ある程度火が通ったら熱湯で煮沸滅菌したガラス瓶に詰め込みます。暑いうちに蓋を閉めて逆さに置いて冷まします。これで脱気する事が出来て長期保存が可能になります。
 生のまま便に詰めて、その瓶ごと大鍋で煮沸殺菌する方法もありますが、この方法のほうが楽に瓶詰めを作る事ができます。まあ、ジャムも含めてこの面倒な作業をするのは妻です。感謝。

 自給率が下がる冬場、夏の恵みの保存食で少しは食いつなぐ事が出来そうです。

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