© 2016 suzuki@ugc. All rights reserved.

キノコ名人と・・・

高原の秋は静かに深まってます。
不順だった天候もやっと落ち着いてきて、青空もいつもの秋のように広がってます。

隣町のキノコ採り名人の後に付いて雑木林のサルベージを敢行しました。
さあ何が引っかかるのやら。

ugct1816

明るい雑木の林は想像以上のキノコの山でした。
子供の頃から親に付いてキノコ採りをしていた名人、若いのによく知ってます。

ugct1824

朽ちかけた木の根元に、びっしりとクリタケ。
ジコボウなどイグチ系のキノコはそろそろ見られなくなり、シメジやクリタケが本番らしい。
有毒のニガクリタケと間違ってはいけないと、手を出さないでいたのですが、名人の指導のもと正しいクリタケを採集できました。

ugct1834

この日は森のあちこちできれいな株も見られました。

ugct1801

倒木があれば要注意。
かなりの確率でクリタケを発見できました。

ugct1828

この季節のキノコがもう一つ。
チャナメツムタケです。
クリタケの仲間のようですが、ぬめりがあり食感もしっかりしてナメコみたいです。
この辺ではチャナメと呼んでナメコ的に使うようです。

ugct1852

今回名人には始末の仕方も伝授いただきました。
若いのに手際よくちゃっちゃと作業が進みました。
まずは軸の始末。
生え際の部分をカットしてきれいにします。
キノコの種類によっては軸を全部捨てることもあるようです。
特にムラサキシメジは必ずと言って良いくらい軸に虫がいるので、地元に人、軸は食べないそうです。

ugct1863

水洗いせずに湯通しします。
ゴミはついたままです。
湯通しすることで毒を抜く効果もあるようです。
さっと湯通ししたら網で掬い、冷水につけます。

ugct1869

最後に水の中できれいにお掃除。
落ち葉や松の葉など指先で洗い落としながら仕上げて行きます。

数日中に調理する場合は水を少し足して保存容器に入れ冷蔵庫へ。
長期保存はジップロックに詰め、ほんの少し水を足し、しっかり空気を抜いて冷凍保存します。

キノコはさっと湯通ししただけなので、食べる時は再度しっかり加熱して調理します。

この経験で少しキノコのレパートリーが広がりました。
でもまだちょっと不安です。
安心して食べられるキノコが採れるようになるには、もう少しだけ経験が必要です。

コメントを残す

Your email address will not be published.
Required fields are marked:*

*