昨年の冬にかけて作ってみたカーボロネーロ(黒キャベツ)の味が気に入って、イタリアで種を買ってきました。高冷地では夏の収穫も可能らしいので、種を撒いて苗を作り育てていました。
キャベツの仲間はモンシロチョウが大の苦手です。そのため蝶が飛ぶ季節には防虫用のネットが不可欠です。でもネットをかけて栽培するのは面倒です。まあ少しぐらい青虫が這っても、と気楽に考えていたのですが、暫くして葉っぱが大きくなったと思ったら結果はこの様です。
これじゃあカーボロネーロではなくカーボロボロネーロです。
よく見たら小さな青虫がムシャムシャ食事中。たまらず青虫をせっせと潰して、遅まきながらネットを被せておきました。ところが敵もさるもの、物陰に隠れた青虫君が成長しネットの中でモンシロチョウが乱舞していました。しかも結構な数が。
いたちごっこに業を煮やし、ネットを取っ払ってレースのような葉を刈り取り、第三世代?の数ミリの青虫を処分して、何とか青々とした元気な黒キャベツを蘇らせました。これからもいたちごっこは続きます。カーボロネーロの味よ再び!