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Fujiを使い始めて

新顔が到着して1週間。
週の前半は天気が悪くて試し撮りもできませんでしたが、後半は天気が回復、家の周りで試し撮りがてら使い勝手のチェックです。

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今回X-Pro2に期待したのは撮って出しのJPEG画像。
面倒なレタッチ作業の手間を取らず、どの程度素直な絵が出てくるかがポイントです。

結果は上々です。
D700と同じ被写体を撮って見比べたところでは、画質的にフルサイズに見劣りしません。
ただレンズの性能は如何ともしがたく、リーズナブルなキットズームとツアイスの単焦点では横綱と前頭くらいの差があって当然で、ボケ味や解像度では勝負になりません。
しかし出てくる絵はダイナミックレンジもしっかりしていて、暗部のニュアンスも確かだし、ハイライトの飛びも少ないように感じます。Nikonの撮って出しはその辺が弱く感じます。気合いを入れたいときにはLaw撮りが必須になります。

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普及タイプのズームと言っても馬鹿にできません。
小海線の線路を撮ったカットですが、レールとバラストの描写がなかなかです。
手前のピントはしっかりしていて、遠ざかるに従いスムーズにフーカスオフに。
条件の悪い夕暮れ間際のタイミングですが、新緑もきれいに再現されてます。

多機能なX-Pro2ですが、Fujiだからこそのギミックがフィルムシミュレーションです。
モノクロモードなど多彩なプログラムが用意されてます。
モノクロは置いといて気になるのはリバーサルフィルムの銘柄による現像再現。
フィルムシミュレーションBKTモードで試し撮りしてみました。

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左から PROVIA 、ASTIA、 VELVIAの各モードです。
右端のベルビアは派手です。ちょっと行き過ぎ的なので普段使いにはパスかも。
PROVIA 、ASTIAは微妙に違いがあって、PROVIAは優等生的なバランスです。
ASTIAの抑え気味な発色に惹かれますが、PROVIAで撮っておけば無難、と言うことでスタンダードに指定されているPROVIAでしばらく使ってみることにしました。

写りについては暫くいろいろ試しながら研究してみます。
これから庭も賑やかになります。
花でも撮りながら探って行きましょう。

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