先週末の恐ろしいほどの高気温と雨で、周辺の積雪はほとんど消えました。
今週末には入笠山でスノーシューのイベントがあるのですが、雪はまだ残ってるかなあ?
このところ2週続けて週末にスノーシューで入笠に入りましたが、積雪は例年の半分以下。
先週は山頂の雪は消え失せていて、泥だらけの雪山ハイクになりました。
少し降って欲しいのですが。
さてアナログの泥沼のその後です。
東京に出たおりにレコード屋さんを覗いて、数枚JAZZを仕入れて来るのですが、前にも話したように、ついついOJCレーベルに的を絞った買い物をしてしまいます。
今週は甲府に出たついでに地元のレコード屋さんも覗いてみました。
ここでもっぱらOJCが目に止まり、またまた数枚・・・。
気がつくとOJCが随分勢力を伸ばしているのですが、結果ハンプトンホーズのパーセンテージが上がってました。
どんどん西海岸のカラッとしたJAZZに流れている自分がおかしくなります。
ホーズ以外にはシェリーマンが多くなってます。
これらのシリーズは特にOJCが得意とする分野で、名だたる名盤が再発されています。
前にも書きましたがOJCレーベルは廉価版の再発ものです。
巷の噂で音が良いとか、いややっぱりオリジナルとは違うとか・・・いろいろ囁かれてます。
私は割り切って敢えてOJCにこだわる事にしました。
安いのが最大の魅力です。
音が良いかどうかは未知数です。
賭けみたいなものです。
国産の優等生性的な再発盤をとるか、オリジナルと称してキズだらけの魔物?を高額で仕入れるか。
まあ財布の軽い年寄りにオリジナルは無縁。
だとすると、OJCに賭けてみたくなるのは必定です。
OJCにも幾つかのパターンがあるようです。
これはレコードジャケットの裏側のクレジット部分。
リマスターと歌っている盤と、単純にファンタジーが作ってるよと印刷されているもの。
基本は原盤のマスターを使うようですが、リイシュー盤としてリマスターしている盤も結構あるようです。
リマスターについては賛否あるようですが、オリジナルなど手に入らない身分としては、とやかく言えないところです。
大昔アナログオンリーだった頃に同じものを聞いていた筈ですが、とっくの昔の事で音など記憶のかけらもありません。
まあその時代も国内の再発ものがほとんどでしたから。
再発のマスターも国産の場合は何度かコピーが行われたコピーマスター、版権をもつファンタジーのOJCはオリジナルマスターかそれに近い鮮度のものが使われていたりするようです。
よって、聞いて響いてくれば良し!です。
確かに当たり外れはあるようです。いまのところ大外れはありません。
ただ、廉価盤だけに問題もあります。
プレスの質ははっきり言って良くないです。
ニキビと言われる盤面に不純物か何かが混じって出来た突起。
再生音に大きく響いてはいないのですが、たまたまこれは曲間の無音部なので目立ちます。
多分同じ状況は曲の最中にも存在している筈です。
盤自体もペラペラだったり、ソリがあったりします。
でも中途半端な重量盤(スペインだかオランダあたりの)にがっかりした経験もあります。
チリ音など経年変化のノイズが気になるものの、概ね再生に大きな障害は感じません。
レーベルも結構インチキ?です。
コンテンポラリーのレーベルは概ね黒っぽいのですが、OJCのは派手な黄色です。
レイアウトやフォントもなんだか安っぽい。
ジャケットも然り。
日本の再発盤の立派な紙ケースとは随分と差があります。
レコードを収めるインナースリーブも紙袋です。
これチリがつきやすく、あまり好きではないのですが・・・。
とまあ日本人的細かさから見たら雑の一言で片付けてしまいそうな品質。
ですが、考えようによっては「オリジナル」と捉える事もできます。
特にリイシュー盤はオリジナルそのものです。
年金生活者にとってありがたいお買い得オリジナル。
OJCとの付き合いはしばらく続きそうです。
ジャケットの写真が美しいですね。レコード収集にはジャケットデザインの楽しみもありますね。以前、私もレコード収集したのですが、オリジナルなんて意識しないで安いのばかり漁っていました。納得できる音質で音楽を取り出せたらテープやCD-Rなどのメディアに録音し、普段はオープンデッキやカセットデッキなどで音楽鑑賞しています。そうすることでレコード針の寿命を少しでも延ばせるかな...などと思いつつ。 今もレストアしたばかりのソニーのカセットデッキ(TC-K666ES)でオスカーピーターソンやウィントンケリーなどを聴きながらパソコンに向かっています。 これまで、ハンプトンホーズは知りませんでした。いつか聴いてみたいです。
ハンプトンホーズも良いですよ。軽いのりながら知的でオシャレです。
コンテンポラリーのジャケットはシンプルで品の良いものが多いです。センスの良いジャケットにはつい手が出てしまいます。中身も良ければ大当たり。
最近毎晩LP聞いてるので、針の消耗気になりますが、まあダイヤモンドとビニールの勝負は見えてます。カンチレバーのヘタリの恐れはありますが・・・
先日TVのモーニングショーでJICOが紹介されていました。今でも2000種類の交換針を作っているそうです。JICOのHPを見たら、針先の修理もしてくれるようです。JICOのような会社がまだ存続していることは、アナログオーディオファンには大変ありがたいです。
製品チェックに演歌のレコードを使っていました。だからという訳ではないのですが、今日は演歌のレコードをかけてカートリッジ(グランツG3)のチェックをしています。 針先もルーペでチェック。針先は、結構黒ずんで汚れていたりします。
shureも使ってるのでJICOの替え針には興味あります。メインのDL103は針だけ交換不可なので残念です。
ピカリングのスタイラスクリーナーを注文してあるのですが欠品中。たまにエイヤッと無水エタノールで拭いてます。一応気を使って針先だけにチョンチョン。でもあまり良くないのでしょうね。
JICOのレコード針・修理サービスで、針先のチップを交換することができるようです。このサービスを利用すれば、DL103も針だけ交換というのも可能だと思います(料金次第ですが...)。 昔手に入れたスタイラスクリーナー、最近は使っていません。代わりに、ブラシを使って時々針先をクリーニングしています。
交換針というのは、結構遊べます。shureのタイプ4のカートリッジににタイプ3の交換針を付けたり、M44EにM44Gの交換針、などなど、結構互換性があったりします。
DL103は針交換と称して新品とのチェンジをメーカー対応してくれます。それでも20K円を超えます。カンチレバーとかダンパーとか新しくなるので純正品に傾きます。
シュアーの針はちょっと研究してみる価値ありそうですね。情報ありがとうございます。