本体の基板も組み上がりました。
今回は左右チャネルを同時進行で組みました。
いつもは方チャネルを仕上げてからもう方チャネルなのですが、粗忽者の常で同じものが出来ずに、どちらか不具合・・・なんて事もしばしば。
今回取った方法はブロック毎に左右チャネルの基板に組み込む事。
これで両チャネルの誤配線のチェックも確実になります。
作業時間も短縮出来た様に思います。
本体の最終アッセンブル開始。
ヒーター回路、モニターLEDの配線から始めます。
電源の入力部にはラグ板を配置しました。
これでB電源の左右振り分け配線も楽に出来ます。
電圧チェックも楽に。
ラグ基板を組み込み、真空管ソケットへの配線も完了。
さていよいよ通電です。
電源ユニットとケーブルでつないで電源供給体制を整えます。
まずはヒーター回路のチェック。
本体のB電源の配線は外してあります。
12AX7を差して、電源投入。
ヒーター電圧を測ってみると・・・
5.6Vしか出ていません。
誤配線は無しです(多分)。
ヒーター整流部の0.68Ωの両端を測ってみると0.44V。
約0.65Aほど流れてます。
LED2個分の電流を勘案しても少し多めに流れてます。
気になるのは今回用意した12AX7LPS。
素直に普通の12AX7にすれば良かったのに、最初から変化球をぶち込んでしまいました。
もしかしたらこの球、標準の6.3V0.3Aより大食いなのかも?
0.68Ωを変化させて様子を見たいのですが、その周辺の適当な手持ちの抵抗がありません。
仕方ないのでなんとか見つけて来た3Ωを2本、0.68Ωに並列に抱かせてみました。
結果は約6Vに上がりました。
ギリギリ規定の電圧内に入りそうですが、もう少し上げたいところです。
完成まであと一歩で足踏み状態です。
そろそろ完成されたころでしょうか?
ヒーター電圧、結構苦労しますね。私も、71Aミニワッターやバランス型フォノイコでは、同様でした。0.68Ωの抵抗値のばらつきが大きかったこともあり、2、3本並列にして電圧を調整してあります。小淵沢あたりですと部品調達はどのようにされているのでしょうね?
(私のバランス型ラインプリV2は、ようやく実装図が完成したところです。)
たしかに小抵抗のバラツキも原因ですね。
部品の調達はぺるけさんに頼るところが大きいです。でも無理ばかり言えませんので千石、秋月、共立などの通販も利用します。
送料が負担に感じますが、秋葉原への交通費を考えると全然苦になりません。
おーーーここまで来ましたか!!
私の方は、「トランジスタ式ミニワッター Part4」の電源部が組当たったのですが、それ以降進んでません。 まとまった時間が取れないので遅々として進みません。
それに「真空管式差動ライン・プリアンプ(旧版)」も配線は終わったのですが電源入れるのが怖くて・・・ほったらかしになってます orz
ここ一週間ぐらい、土日に録音したコンサートの編集に時間が取られますので、完成が遅れますネ(言訳かな???)。
その後、ヒーター電圧は何とかなったのですが・・・
ハムが取りきれない・・・
アースの取り方おかしいかなあ。
暫く悩みます。