© 2014 suzuki@ugc. All rights reserved.

オーディオの謎2

今日は節分。
妻は出かけて一人きりなので、コンビニまでウオーキング兼ねて恵方巻きを仕入れてきました。
一番近いコンビニまで30分近く掛かります。
往復一時間。恵方巻き分のエネルギーは消費で来たのかな・・・。

お昼に早速頬ばりました。
今年の恵方は東北東。一礼してガブリっ。
今年も良い事に恵まれます様に。

さて謎だらけのオーディオの続きです。
あるオーディオ関連の掲示板で高級なケーブルの話題が出ていました。
数十万円もする高価なRCAケーブルやスピーカーケーブルは如何なものか?と言う話題です。

ケーブルで音が変わる・・・音が締まり、品が良くなり、艶が出て、生々しくなる・・・。
たしかに太く重く固い高級ケーブルを手に取って見ると、いかにも効果が期待出来そうに思えて来ます。
我が家のシステムにもその触手が伸びていて、まあそれほど高価なものはありませんが、重力級のケーブル類を見る事が出来ます。
RCAケーブル、SPケーブル、電源ケーブルなどなど。

もっともらしい語り口で解説されたオーディオ雑誌の解説を見ているうちに、まんまと暗示にかけられて、いつの間にかそれらを手にしている自分があります。

でもここで冷静に考えてみます。
高々10万円程度のオーディオシステムにケーブル一本云万円を与える価値があるのでしょうか?
具体的には1万円のアンプに1万円のケーブルをつけて2万円の音が出るのでしょうか?
答えは何となく想像出来ます。

マニアックなオーディオの世界は謎めいたオカルトの世界です。
信じるものは救われる、救いにはコストがかかる・・・。
掛けたからにはその効果に対して多大なる自己暗示を掛ける。

「締まりのある、艶やかな音になり、広がりがあって奥行きや空気感が出て来た。」

ケーブル一本で劇的な変化が起きたとしたら?
随分とアンプやスピーカーを馬鹿にした話です。

ケーブルの役目は電気信号を送り届ける事です。
大事なポイントは接点の導通の確実さや堅牢性、ちゃんと電気が流れる事です。
やたら太くて固い必要もないでしょう。

ビデオ機器におまけでついている3色コード。
黄色の線を引き裂いで取り去った赤白2本で十分と仰る達人が居ります。
ガチガチに固い挽きもののコネクタよりもよっぽど接点の馴染みが良いと言う事です。

太くて固いケーブルたちは暫くお休みです。
代わってごく普通のケーブルが治まりました。

でも冷静に考えてみたら・・・わざわざ着いていた高級ケーブルを外す事は無いのに・・・これも深刻なオーディオ症候群の現れか。

コメントを残す

Your email address will not be published.
Required fields are marked:*

*